『握りの匠 音やん 大衆魚・鰯がこんなにも旨いとは! ! 』読了

音やんは最初大森のカプセルホテルで読んだ。面白かった。
腕を闇討ちされた勝負のあたりまでカプセルホテルにあった。
その後、アマゾンで全巻揃えた。で、人に譲渡した。
ちばてつやアシスト出身の絵柄から、
江口寿史が連載していた週刊アクションのノリの絵柄に変遷する流れも好きだ。

この巻に入っている「フリでわがままな客」の話で、
干瓢巻きにワサビを入れたのを読んだ記憶があったのだが、
今回再読したら、そんなネタはなかった。
相変わらず自分の記憶はアテにならない。
ワサビを入れた干瓢巻きはおいしいけれど。

近所の回転寿司は英語を全く話さないが米兵客で繁盛している。
観察すると、頁134の接客を板に付いた洗練さでやっている。
あの身体的な洗練は、一朝一夕では真似が出来ない。
こういう優れた職人さんが回転寿司に流れるのも時代。
回転寿司の価格攻勢に加え、
酒を出す側の飲酒運転責任問題が結構キツいみたい。
一国一城の主たちは大変。

私はもうこういうことが出来なくて悲しい。