幸せの萌黄色フラッグ (ホペイロ坂上の事件簿 J2篇) (創元推理文庫)
- 作者: 井上尚登
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2010/08/21
- メディア: 文庫
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ラブコメ的なオイシイ要素を冒頭からバッサリ切り捨てて、いさぎよいな〜と思った。
サッカー関係者って、早婚か独身しかいない気がする。
でも、ラブコメ的な展開を楽しみにしていたので、そこは淡白すぎると思った。
サブキャラの森も何もしないし。
やることはやってるんだからいいでしょ、みたいな体育会系と、
女性週刊誌的好奇心は折り合わない。
同様に、彼女持ちでも寄ってこられたら据え膳食うじゃろ〜、
みたいな現実でよくある展開も、
(こういうモテの鬼畜な友人には、彼女や嫁さん紹介出来ないですね)
物語り始めると激しく受けが悪いので、良い子の小説の善男善女は、
乱れたクロスファイアしません、
するかもしれませんが女性週刊誌的露出はタブーブーブー。おとなでしょう?
社長のワガママな息子ネタは、のー先生のマンガ*1とかぶった。
こっちが先なんだろうけど。ユニ忘れレプユニ拝借ネタはオレンジにもあったけど、
これは結構ほかの人も描いてるかも。ぱっとは思いつかないけど。
雨の中持ち歩いたので、一瞬濡れて、図書館に寄付できるか心配でしたが、
よれもせずうまく乾いた。
あとは図書館で、すでにスペースの関係で保持していない/保持をやめた本でないことを、
寄付を蔵書してくれることを願うばかり。
(寄付の本は蔵書に使われるとばかり限らない。)
ばかりばかり。
【後報】
遅くなりましたが、無事寄贈しました。
(2013/1/12)
*1: