『幸せの萌黄色フラッグ (ホペイロ坂上の事件簿 J2篇) (創元推理文庫)』読了

前作で誰とくっつくのかモヤモヤだった主人公があっさり同棲開始してたです。
ブコメ的なオイシイ要素を冒頭からバッサリ切り捨てて、いさぎよいな〜と思った。
サッカー関係者って、早婚か独身しかいない気がする。
でも、ラブコメ的な展開を楽しみにしていたので、そこは淡白すぎると思った。
サブキャラの森も何もしないし。
やることはやってるんだからいいでしょ、みたいな体育会系と、
女性週刊誌的好奇心は折り合わない。
同様に、彼女持ちでも寄ってこられたら据え膳食うじゃろ〜、
みたいな現実でよくある展開も、
(こういうモテの鬼畜な友人には、彼女や嫁さん紹介出来ないですね)
物語り始めると激しく受けが悪いので、良い子の小説の善男善女は、
乱れたクロスファイアしません、
するかもしれませんが女性週刊誌的露出はタブーブーブー。おとなでしょう?

社長のワガママな息子ネタは、のー先生のマンガ*1とかぶった。
こっちが先なんだろうけど。ユニ忘れレプユニ拝借ネタはオレンジにもあったけど、
これは結構ほかの人も描いてるかも。ぱっとは思いつかないけど。

雨の中持ち歩いたので、一瞬濡れて、図書館に寄付できるか心配でしたが、
よれもせずうまく乾いた。
あとは図書館で、すでにスペースの関係で保持していない/保持をやめた本でないことを、
寄付を蔵書してくれることを願うばかり。
(寄付の本は蔵書に使われるとばかり限らない。)
ばかりばかり。

【後報】
遅くなりましたが、無事寄贈しました。
(2013/1/12)

*1:

サッカーの憂鬱~裏方イレブン (マンサンコミックス)

サッカーの憂鬱~裏方イレブン (マンサンコミックス)