陸橋の下のホームレスのおうち


数年置きのスパンで人が住んでる陸橋下。
住んでる人を見たことはありません。
住み始めてしばらくすると、行政の支援とかおまわりさんとかが来るのか、撤去されていなくなる。
いなくなって数年たつと、また来る。
青カンは体力を消耗するらしいですが、
いないあいだ=収容されている期間?に規則正しい生活とかで回復するんだろうかな。
ボランティアとか福祉とかは、場所によっては手厚いし、健康になりそうな。
この場所の近くは住宅地と市営住宅の団地で、通勤通学の通り道でもあります。
人のいない、仲間のいる河原とかに住まないのは、何か事情があるんだろうとは思いますけど、
なぜこの場所がその人にとっての約束の地なのかがよく分からない。
線路の向こう側は、首つり自殺とかむかしあった場所ですよ。

【後報】
今日見たらふたり寝てたよ。ふたりだもん、怖くないべさ。
ブルーシートや段ボールの仕切りなしにじか布団だった。消耗する生活だと思う。
福祉やらNPOやら、これまで何度でも助けの手はあったろうに、
なんで今寒くてこごえてしまうから昼間寝る生活のほうに来てしまったかなあ。
(2013/1/7)

【後報】
大雪でどうしたか見に行ったら、
さすがに段ボールで風除けを作っていた。
逢魔が時の街灯の下で、もぞもぞ動く肩のシルエットが見えた。

(2013/1/16)
【後報】
もういません。はまかぜにでも行ったか。
(2015/12/2)