「日中国交正常化40周年記念公開講座 大正時代の中国人留学生が持ち帰った日本文化」聴講

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p525084.html

え〜、文学や文芸理論がご専門の先生なので、
政治家や軍人になった留学生について概要や代表的な人物を説明しつつ、
文学者関係に落としこんでゆく、という体裁の講座です。

そもそも「留学」という言葉とそれに付随する概念は、
日本が遣隋使遣唐使を通じて育んできた概念で、西洋にはそれに直接対応する単語がない、
近代中国はその和製漢語を輸入するところから始めた、みたいな掴みと結論。
「中華」の外の、四海にも強力な世界がある、と認識するところからのスタートですね。

文学ですから、イク☆タップの「沈淪」や胡風事件について熱く語るちうことです。

「國」から「個」の意識の芽生え。近代日本文学の「個」けども。いやあ田舎教師

先生著書売れてませんつってましたけど、なら勉誠出版の営業の人ひとり聴講させて、
著書に関連したサクラ質問させてあげればよかったのに、と、思いました。
今日び当たり前ですやん。

面白かったけど、おなかすいた。
ではでは