- 作者: ラズウェル細木
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2008/08/25
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
やっぱりコンビニで見つけて買ってしまいました。
2008年初版で、これが三刷。
意外に版を重ねてないのは、
(1)山形は醤油味の芋煮、と言い切る話が収録されている。*1
(2)松茸の話が多い。
以上が理由と推測します。
女子大生初登場の話も収録されていて、
へー取引先のお嬢さんなんだ、と思いました。
宗達、エラいのコマしたんだな。
卒業待って結婚か。かすみ哀れ。
松茸というと、思い出されるのが、
立原あゆみ『極道の食卓』
- 作者: 立原あゆみ
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2007/11/01
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (8件) を見る
主人公が中国嫌いになった理由のひとつとして、
イカサマ松茸を掴まされ続けた想い出を語る場面があります。
石を混ぜたりスプレーで匂いを付けたり、
重さを出すため松茸に五寸釘を入れてあって歯が欠けた、みたいな。
実話ですかね。
作者のほかの極道マンガ『仁義』でも中国人ホステスや中国人鉄砲玉が出てくる時期があり、
人情や義理でまとめようとしましたがうまくまとまらずうやむやに終わった気がします。
次の展開は女子高生とヤクザとブランド物のバッグとかでした。
日本はそうして歴史が回ったんですね。
この巻は季節とあまり関係ない飲み方指南みたいな話も幾つか入っていて、
それも面白いです。宗達健啖家。