『酒のほそ道 10』 (ニチブンコミックス)読了

酒のほそ道 10 (ニチブンコミックス)

酒のほそ道 10 (ニチブンコミックス)

読まなくても今週のお題があったので、今日の更新は出来そうだったのに、
朝外出時間をずらして読んでしまいました。これでまた今日の予定が変わる。

鯨の話が載っています。
第5話「羽子板市」、いつまでも引き摺ってはいけないが、
痛みは痛みで残しておいて悪いことはない、と思いました。
第9話「大人の味」、この頃はまだ、千と千尋の神隠し公開前だったので、
幼児は祖父をじいじと呼んでいなかったことが分かります。
この子は、じいたん、と呼んでいる。

頁95のコラムの鯛めしで思い出しましたが、
鳴門だか淡路の鯛めしは、カサゴで一度ダシをとるとか。
鯛だけで出すより深みのある味に仕上がるそうな。

確か『音やん』の、このあたりの巻で読んだ覚えがあるのですが、
1、2巻前かもしれない。
第13話「くり返し」、酒をやめても繰り返し繰り返し話す人はいます。
いつか話すのを已める迄、話す。そういうものらしいです。
苦しい人生のときは、それをいつか時が癒すまで話す人もいるということですが、
それはまた別の話。*1
頁128コラムに関連して、以前検索した時には、
伏見稲荷のすずめは、中国からの輸入物ということでした。
国内供給ルートが高騰したのが、すずめを出さなくなった理由と思います。
http://image.blog.livedoor.jp/karapaia_zaeega/imgs/5/5/55eb7931.jpg
第19話「呼び酒」、これはほんとにこわい。飲酒誘因というかな。
否認の病気だけに、何かのせいに出来るとなると、
もう鬼の首を取ったかのようにいそいそと…アホか。

あとがきは何故か二宮清純。コラムニストだけに、いままで見開き一枚だったあとがきが、
出血大サービス、見開き+一枚です。
女子大生は2話。頁169は、ウマイ、と思いました。キャラの使い方を発見した感じ。