なんだかよく分からなくなって、講談社文芸文庫版を借りました。
どっちも、オレンジの表紙なんですね。シンクロニシティ。
- 作者: 吉行淳之介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1978/09
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まず大岡信の、若山牧水の主治医の病床記録詳述がびっくりでした。
末期の水という言葉がありますが、止めても聞かないので、
好きにさせてしまう…尤も、暴れたりとかもなかったようですが。
阿川弘之の、アメリカドライタウン(酒類販売等禁止条例のある自治体)に関するエッセイは、
もう少し微に入り細を穿ってほしかった。
教会がやたら多かったということですが…
吉田ケニチさんは、男女混在で飲むとき(パーティーなど)では、
必ず一定時間男女別室で気を抜く休憩を設けるのが英国流、
と書いてます。例のだらだら文章のなかで光った箇所。
次は、このアンソロジーのきっかけになった、
キングズレー・エイミスの翻訳かな。