『ムシヌユン 1』 (ビッグコミックス)読了

ムシヌユン 1 (ビッグコミックス)

ムシヌユン 1 (ビッグコミックス)

文化人類学者にして
漫画家という、
他の追従追随を
許さない
作者の第二作。

前作に続き、
沖縄が舞台です。

というか、
なぜ諸星大二郎
帯に文句を書いている
かというと、
それはたぶん、
京都の廃校改造
マンガミュージアム
ゴチエイと対談した時、
(精華大漫画学科の
 院生に
 カーゴカルト
 スペルを
 書かせて
 書けなかったので
 その夜院生が
 2ちゃんに
 ゴチエイ呪詛を
 書き込んだ
 あのイベント)
前座で作者が
アフリカ
フィールドワークに
ついて
パワポで発表していた
などの
縁じゃないかと思います。

このマンガの主人公は、院生ではなく、院試に5年続けて落ちた、
昆虫博士になるのが夢だった、残念なさかなクンみたいな人ですが、
全編リビドーみたいな話で、
作者の、所謂ヘタウマの絵柄による、
それ自体がオナニーみたいなグラビア模写の氾濫に、
少し辟易して読み終えました。
新井英樹も男性の自慰について突き詰める漫画描いてるし、
流行りなんでしょうか。ひねくれた人たちの間で。

(私もひねくれています)