公式:http://hotroad-movie.jp/
別マ創刊50周年特別企画の一環でもあったとは、知りませんでした。
あまちゃんブレイク前に能年出演が決まっていたことは、知っていました。
江の島ロケはこないだも陽だまりの彼女とかあったな、と思ったら同じ監督でした。
木村佳乃はいつからかこの手の役ばかりになったな、と思いました。
むかしはキックとかするフィジカルな役もしてたのに。
観客が、最近見た映画のなかで一番落ち着きがありませんでした。
紡木節の短いえぐるようなセリフの畳みかけでいったんは鎮静化しましたが、
「俺がもってっちゃうよ」がツボみたいで、また賑やかになりました。
かなりいろいろ記憶が違っていて、バクトーなのかトーバクなのかあやふやだったり、
古いカニの高熱で5m空を飛んだとか、そういう想い違いがありました。
ナンパした大学生は逃げられず、ほかの女をひっかけてのせた状態で確保されたはずだし、
アンパンやってる若いのもいたはずだし、
ぼく地球でパロディにされてたバクトーは原作では5人のはずだが、
さすがにそれはないということなのか、等々思いました。
あと、映画ですが、あんな見通し効かないところで検問やらないだろう、
春山がいなかったらトラック検問に突っ込んでたべ、居眠りか?と思いました。
まあなんにせよ、これだけ落ち着いたセリフだけの映画で、
(BGMがほとんど入らない)しかも原作に忠実で、
これだけよくひっぱったなと、改めてこの物語の底力を感じた二時間でした。
時折サブリミナルに挿入される江の島画像が心憎すぎた。
紡木節は、何を何度見ても、日本漫画界では突然変異的なワンアンドオンリー。
それが肉声で掛け合う。BGMなし。これは至福の時間でした。
公式もTwitterも画像引用を認めてなかったので、FBから引用出来るもののうち、
3点ほど引用しましたが、やはりさびしい感想文になった…いたしかたなし。