『ゴーン・ガール』劇場鑑賞

公式:http://www.foxmovies-jp.com/gone-girl/

映画comなどで口コミを消化してから、
チャウ・シンチーの映画があまりにアレで上映時間がヒドいことになっていて、
使えなくなってしまった会社の福利厚生チケットを有効活用して観ました。
大変混み合っていて、受付の人によると「この映画だけ混んでいます」とのことでした。

映画comの口コミをLivedoorニュースのように今北産業にまとめると、

・エルヴィスコステロの音楽は流れない
・後味の悪い結末
・何を書いてもネタバレ

です。
http://i.huffpost.com/gen/2026112/thumbs/o-BEN-AFFLECK-GONE-GIRL-facebook.jpg
http://www.huffingtonpost.com/2014/09/05/gone-girl-movie-ending_n_5770776.html
眉毛が黒い金髪はホンモノじゃないと思ったのですが、どうなんでしょう。
三つ子とか二卵性双生児(主人公)とか出てくるし、体外受精
排卵誘発剤とか人工授精ってアメリカじゃ、
もうとうに当たり前なんでしょうね。
映画デスノート藤原竜也の字が汚いので全然天才っぽくなかったとは、
巷間よく指摘されていることですが、だからかこの映画のヒロインはキレイな字です。
http://collider.com/wp-content/uploads/gone-girl-teaser-posters-slice.jpg
http://collider.com/gone-girl-teaser-posters/
アメリカ人と文通とかした経験のある人なら分かると思いますが、
きったない筆記体の読めない奴とか多いですからね。こんなキレイでインカ帝国
http://www.standard.co.uk/incoming/article9769042.ece/alternates/w620/gone%20girl.jpg
http://www.standard.co.uk/lifestyle/london-life/are-you-a-gone-girl-the-confessions-of-londons-maddest-girlfriends-9769486.html
双子のかたわれのアンジェラアキみたいな人はなぜ独身なのでしょう。
あと、主人公夫妻がニートになる理由はリーマンショックとかサブプライムローンとかだと、
原作のレビューとか口コミで見て納得し、映画はその説明はないことも事前に承知してましたが、
妻の両親の負債とかはよく分からなかったです。

喰う寝るふたり 住むふたり 1(ゼノンコミックス)

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働かないふたり 1 (BUNCH COMICS)

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日本でも育児コミックは花盛りなので、アメイジングエイミーも分かりましたが、
クドカンがかんぱの正体を一線引いて守っているのを思い出し、
吉田戦車のまんが親とかはどうなんだろうなあと思いました。あと、子どもが生まれるから自分の意志とか抜きに離れてはいけないとか、
そんな道徳をアメリカ人がみな守っているなら、
ママとそのボーイフレンドが家庭環境という子どもが多数派になる社会には、
ならなかったと思います。実際に多数派かどうか知りませんが。だから、この映画は、子どもが両親について、
サイコパスだなんだとカラフルな事情があるから今こうなんだと、
説明したい願望を物語にしたんじゃないかという気がします。
セブンとかは見てないけど、ファイトクラブの監督ならそんな気がする。現実にそんな、レクター博士みたいな、破綻しないサイコの人とかいないと思うので。
稚拙というか、くだらないところでけっつまづくと思います。
また、この旦那は、早晩耐えられなくなると思います。
そうなったら始末されるのかな…でも愛してるから始末しないのかな。
そのあたり掴みきれないのが、アダなんとかの子どもから見た母親という感じがします。
だかrゴーンワイフとかゴーンウーマンでなくゴーンガール。カルロス。以上
【後報】
上記最後の一行、不本意でしたので、削除の横線引きました。
なぜ「ガール」なのか、実はよく分からない。
ミズーリに関しては、かつて日本が降伏調印した艦これでしたね。
州と艦これは違いますが。
いま、艦これの赤城を検索*1して、面白かったです。地名の赤城とはだいぶ違いますね。
あと、塀も生垣もないのに、不法侵入は撃たれても文句言えないからか、
報道陣が主人公の敷地内に絶対に入ってこないところがアメリカだと思いました。
もしくは白人のアメリカだと思いました。
また、全米放送の公開放送でポピュリズム合戦をするシーン、
日本ではホリエモンとかが、ニコ動とかユーストとか、そういうネットの実況が、
テレビを凌駕しつつあるみたいなこと言ってる感が強いですが、
IT本家アメリカでもまだまだ既成メディアのほうがチカラ強いのかなと思いました。
以上
(2014/12/17)