- 作者: パヴェーゼ,Pavese,河島英昭
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2006/10/17
- メディア: 文庫
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どう考えてもすぐ読み終えれそうになかったので、
読み終えるためにこの作品を先に借りました。
頁188 訳者解説
もしイタリア人の若い女性に『美しい夏』の感想をたずねるならば、必ずや彼女らは答えるだろう。パヴェーゼはなぜこの小説を女が書くように書いたのか。いや、それよりも、どうやって女が書いたように書けたのか、パヴェーゼは男なのに。
女性をなめてるというか、そこまで女が書いたように書けてるのかなあ、と思いました。
先入観ありきで読んでるのもありますけど。
どうしても読んでいて、完全消息不明のため再版のかけようもない(Wikipedia情報)
内田善美が思い出されてならなかったです。
http://www.mandarake.co.jp/information/2005/06/08/spr11/index.html
男が、女として、百合小説を書く。簡単には理解しづらく、
それはつまり、理解せずともよいということなので、
だからすぐ読み終えると思い、いま、読み終わりました。
アメリアって名前は、昔知り合ったイタリア人女性と同じ名前で、
栗色の髪は同じでしたが、他は違うようです。