『ちーちゃんはちょっと足りない』 (少年チャンピオン・コミックスエクストラもっと!)読了

コンビニ兼本屋の「このマンガがすごい!」棚を見て、
なんとなく一度も会ったことのない姪っ子を思い出して買いました。
今年の年賀状が初めてその姪っ子の写真だった。
だから私も、『よつばと!』的な気持ちで手に取ったことは否めないです。
姪は全然よつばとみたいな普通ではないそうですが。

後半の展開で、「このマンガがすごい!」って、
出版社持ち回りになるかに見えて、
まだまだ底力があるんだなと思いました。読み手の共同幻想、みたいな。
ちーちゃんという主人公にも、どういう奴か分からないけど、
男が出来る時が来るんだろうな、と思ったり、
ナツという子の腹黒がゆるやかに覆えるだけのサイズに、
世界を収縮させていく様が、なんともケレン味があって、
幸多かれ、と、思いました。

頁127貧乏は罪なの?と言われても、
なんで万引きしなかったんだよそのほうがキセキだよ、と思ってしまうので…

舞台は検索すると神戸の垂水だそうで、
ツイッターの巡礼記事で、あの海の向うは淡路島と知りました。
関西弁がことのほか少ないので(女子学生のなんちゃって関西弁かと思うくらい)、
気付かなかった。境港かと思った(笑)
あとこの記事も思い出しました。エレベーターなし五階公団とか、まさに。

100万円台でマンションが買える?すさまじい不動産相場崩壊、住宅はただの粗大ゴミに
http://b.hatena.ne.jp/entry/biz-journal.jp/2015/01/post_8513.html
http://biz-journal.jp/2015/01/post_8513.html

で、今検索して、神戸の別の地区の事件で、昨日ちゃんと起訴されたと知りました。
心神耗弱ならず。責任能力あり。昼間から泥酔してパンツ一丁でも、違う。
ではでは、以上