NHK BS1「2015J1リーグ 1stステージ 第1節 湘南ベルマーレvs浦和レッズ」前半のみ観戦の雑考

明治安田生命J1リーグ」で、「Yahoo!チケットスペシャルデー*1」なのですが、
国民放送なので、その辺の固有名称はないです。
スカパー!に加入していない私は、四月まで(アウェイ含め)スタに行けないので、
ここ数年の例年と同じく、クラブからの試合結果メールと翌日の新聞から、
毎試合毎試合、試合展開推察するしかないなあ、と思っていたのですが、
開幕戦たまたま前半だけ奇跡的に観れたので、もやもやとか書きます。

NHK公式:http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2015-03-07&ch=11&eid=20934&f=467
NHK競技別情報:http://www1.nhk.or.jp/sports2/jlg/

湘南は昨シーズンJ2で開幕14連勝を飾るなど圧倒的な強さを発揮して、J1に復帰しました。
チョウ・キジェ監督が指導する攻守の切り替えの早いサッカーが特徴です。
似た戦術を使う浦和レッズからDF坪井慶介選手やMF山田直輝選手を補強しましたが、昨季20得点をあげたFWウェリントン選手が退団した穴をどう埋めるかが課題です。

似た戦術では決してないですが…あと、槇野みたいな、技術もフィジカルもあるのに、
PKするわたるくんの横にずっとまとわりついて喋り続けるようななんでもアリ野郎はいない。
試合結果(湘南サイト):http://www.bellmare.co.jp/2015_j1_1-1_urawa

浦和 ペトロヴィッチ監督 質疑応答
試合前のメディアの報道では、どれだけ湘南がJ1で旋風を起こせるのか、浦和に対してどれだけやれるのかという注目を集めたゲームだったと思いますが、ただ、少しサッカーが分かる方なら、浦和と湘南の違いというのは試合をする前から分かるんじゃないかと思います。
リスペクトはするしいいチームだが、やはり湘南というチームはJ1になんとか残れればいいというチームだと思っている。サッカーというものを、皆さんもう少し現実的に見られたほうがいいと思います。

神奈川新聞はまだ恩情というか、選手の前向きコメントだけ使っていて、
記者の主観入れてませんでしたが、例えば、その辺に転がってた朝日新聞など、
もう峻烈でした。いずれヒマをみて図書館行ってほかの新聞も読みますが…

2015年3月8日 23面 記者署名記事
時間が経つにつれ、湘南の運動量は落ちた。逆に浦和は相手の速さに慣れ、積極性も増す。逆転は必然だった。

同日 無記名記事
以降は相手のパスワークに足が止まり、反撃を受けてしまう。後半の2失点は必然だった。

必然必然なんですねや。
今季の湘南(選手)が昨年と一昨年の融合であることはすでに分かっていたことですが、
昨年2ちゃんねるで岩尾憲選手に投げられていた失礼な言いぐさ、
「古いスペックのCPU」が混じっている、を、コバショーや郄山に対しふっと感じたりもしました。
(岩尾選手は永木怪我の穴を埋める獅子奮迅必死の働きをしたので本当に失礼ですが)
昨年後半、J2でもフィニッシャーの力がアレというか、決定力不足で悩んだのに、
上のJ1リーグで、ほぼ既存戦力で、それが解消されるわけもない。
公式の下記記事をまざまざと思い起こします。

湘南公式【ボイス:1月23日】2015新体制発表会見
http://www.bellmare.co.jp/116248

ウェリントン選手はどんな状況なのか教えて下さい。

(眞壁会長)
Jのクラブは、予算の大きい小さい色々ありますけれど、いずれにしても、限られた予算の中で編成をしていくという中で、我々とすると、遠藤航を残すこと、永木を残すこと、高山を戻すこと等々、よりベストに近いベターな交渉を続けてきた結果、今日この席に座ってないとご理解いただきたいと思います。

郄山でなくウェリントンを残していたら、みたいなさかつく脳は排除したいですが、
プロビンチアの一般論とは別に、湘南は明らかに指向性を持った選択を開幕前に行った。
その朝日新聞も、前日のサッカー担当記者座談会では、

2015年3月7日 17面
湘南のゴールへ向かう姿勢は、ボール保持偏重のJ1の流れを変えるくらいの衝撃を期待してるんだけど。

このようにのたまってる記者がいたわけで、さて4月まで、男湘南どこまで意地を見せられるか、
咲いて散れとしかしばらくは言えないです。以上