諸星大二郎 マッドメンの世界 (文藝別冊/KAWADE夢ムック)
- 作者: 諸星大二郎,佐藤健寿
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2015/05/23
- メディア: ムック
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ほとんど物販の世界でした。
マッドメン手ぬぐい、ムルムル手ぬぐい、マッドメンTシャツ、ヒルコTシャツ、
ムルムルTシャツ、コドワクリアーファイルと波子クリアーファイルのセット、
複製版画、本…(別冊太陽の暗黒神話を旅するはナシ)
店番ふたり居るのに、食事などで?店を閉める時間があったのが、
不思議でした。そういうものなのでしょうか。
あとは後報で。
【後報】
諸星大二郎にまつわる展覧会に行くのも四度目です。すごいですね。
いつからそんな人に。
Bunkamura 幻獣神話展 寓意夢想の召喚 渋谷
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20140821/1408597179
諸星大二郎原画展初日 池袋
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20131115/1384521875
『諸星大二郎 トリビュート展』観賞 浅草橋
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20130215/1360921528
原画以外に、現地スケッチもありました。
十代のころは、この人のスケッチなら自分のほうが上と思うこともあるかもしれないが、
その後の継続と怠惰の差が出て、誰もなんにも言えなくなった境地のスケッチだと、
思いました。六十六歳ですか。
若い頃(の写真)より、体格がガッシリした感じもする。
袋の中で、壁をどん、とつく場面の肩巾くらいだった気がするので。
来月またムックが出るので、その折もまた展覧会があるのかな。
別冊太陽 太陽の地図帖31 諸星大二郎 『妖怪ハンター』を旅する
http://www.heibonsha.co.jp/book/b198979.html
だからヒルコTシャツも売られていたのかと思い、そうなると、
ムルムルTシャツも売られていたので、
モロ☆先生と胃の頭公園を旅する、的な本も出るかもと、思いました。
しかしどんどん物販高いです。アベノミクスとは関係ないと思います。
ムックですが、パプアは以前から治安が悪い悪いと言われていて、
(地球の歩き方も本編でなく、フロンティアしかなかった)
現在でも全然変わってないんだな、と思いました。
ホンカツの本に出てくるようなタロイモ主食の、
下腹ぽっこりだけど筋肉もりもり躍動躍動、の男性は現在ではいなくなっていて、
なんかみんな下腹意識してないか、と思いました。文明化。
女性は、現代の貧困高カロリー食の影響的豊満が目につくな、と思いました。
ニューギニアで石油が取れるというのは、確か、半村良の下記でも出てきたかな、
と思いますが、当時の飛ばしみたいなもんで、大慶油田と同レベルだと、
勝手に思ってるのですが… ムックでも現地駐在の人が、石油ある、ゆうてますね。
- 作者: 半村良
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2014/09/08
- メディア: Kindle版
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イリアンジャヤというと、
ゆきゆきて神軍のロケが未許可でワイロ出さなかったので全部没収され、
さらに奥崎謙三が同じホテルにいた邦人姉弟の姉に求愛し、
現地女性を買っていたことを告白するシーン(監督の取材ノート)を思い出し、
本当に、行く人によって、現地の色ってコロコロ変わるな、と思いました。
- 作者: 原一男,疾走プロダクション
- 出版社/メーカー: 社会思想社
- 発売日: 1994/09
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荒俣宏の裏・世界遺産1 水木しげる、最奥のニューギニア探険 (角川文庫)
- 作者: 荒俣宏
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/08/25
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素晴らしいと思いました。
北九州マンガミュージアムの学芸員の人は、
京都精華大マンガ学科の院生だったあの人なのか、
どうなのかと思いましたが、カーゴカルトの綴りを書かせて
書けなくてゴチエイにおちょくられ、
2ちゃんで気を吐いたあの人だとすると、誇らしいのではないかと思います。
ゴチエイもメガネ割られて失明しかけた人だし、世の中そんなもんだよ、
と分かる年齢になってると思います。でも、頁118、バルスは、
1979年創美社ジャンプスーパーコミックスでもなかっただろう、もっとだいぶ後だろ、
と思いました。
高橋留美子のとの対談で宝石2005年7月号、というのが出てきますが、
小説宝石だと思いました。どうでもいいですが… で、諸星というと、
ダンとあたるの外に、光GENJIの諸星和己という人もいたと思いました。
大漢和辞典は…諸橋。新潟の人だから、例のムロフシ訛り説だと、関連あるかも。
- 作者: 諸橋轍次
- 出版社/メーカー: 麗沢大学出版会
- 発売日: 2002/11
- メディア: 単行本
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対談で、マッドメン本編は編集チェックとかどうだったのか、
何度もしつこく話題に上っているのが、このムックを企画した編集者にとって、
手に余るのかそうでないのか、みたいな賭けをしてるな、と思いました。
続くとしてもな〜 どうするんだか。念願の企画だったし、ライフワークか!!!以上
(2015/5/29)