『酒場詩人・吉田類の旅と酒場俳句』読了

アマゾンの写真は帯で、帯を外すと、下記の写真です。*1
http://www1.e-hon.ne.jp/images/syoseki/ac_k/36/33049736.jpg図書館で借りた本は
帯なしだったので、
読書感想書くために
検索して、逆に、
俵万智の帯文読めて
よかったです。

この本は吉田類単体の
本でなく、
撮影:平岩亨、
装丁:高田康稔・嶋田貴宜
(META+MANIERA)らの
合本だと思います。
大きい活字は
いいのですが、
なぜ太いのか、とか…

頁120のフィギュア、
ストラップは、
しらふで見ると
似てないと思います。
マンガのほうが似てると思う。

頁34で大町桂月*2登場、アルプスの農鳥岳に、
依存症まで病んだ酒飲みらしい歌碑がある。とか。
若山牧水も同じページで出てきます。石川桂郎は、出ません。

頁48
泥酔はご法度。大衆酒場は、あくまでパブリックなマナーを条件とするからだ。そう、できることなら優雅なほろ酔いであって欲しい。

ごもっとも。

しかし、検索して、蔵書ないことを確認してリクエストしたはずなのに、
なぜこの本が地元の図書館にあるかなあ。自分の住民税納付先以外が購入した本を、
他館本リクエストで回してもらって、読みたかったです。

なぜかというと、検索すると、ちゃんとした結社の同人が、
はたして吉田類という「俳人」をどう扱うべきか、悩んでいたりするのを読めたりして、
で、句自体も、私ごときが何か言えるわけもないですが、
まだ夾雑物がたくさんある気がして、もっと削って削って削れるのではないか、
そもそも帯の俵万智歌人だし、短歌でもええやん、など、いろいろ思ったので。

酔って句を詠んで酔って句会で選句して酔って披講だと、やっぱり酔ってるので、
しらふとは感覚が違ってしまい、しらふで見直すと駄句、とかある気がします。
でもこの本の俳句は、ただの俳句でなく、「酒場俳句」だしな…
言うだけヤボなんだろう、と思います。以上