『酒場詩人の流儀』 (中公新書)読了

新潟日報と道新の連載記事をまとめた本。
正直、これがラクレでなく中公新書で出るのか、と思いました。
角川の本*1と俳句けっこうカブってますが、
あっちよりこっちのほうが伝わりやすいです。
句はそれ自体のことばで伝えるべきで、絵とか写真は余計なんだな、
と改めて思いました。

山行では、ウソ教えてくるストーカーが登場し
(単独行だとけっこうこういうのに絡まれるんだとか。ヤですね)
メインストリートの一本隣の裏道だと、
じゃれあいのようにもみえるが実はタダのイジメ、に遭遇し、
遭難すると幻視幻聴に悩まされ、3.11のリアルタイムメモリーもあり、
なんだか大変です。ハンチングをハンティングと書いてますが、
そのハンチングと巻き毛ウィッグの酒場詩人変装グッズがネットで売られているとか、
作者の親戚を騙るインチキが出没し出してるとか、
実際に無茶な頼みごとをした親戚を袖にしたら地元トークイベントか何かで、
相手から恨みのこもったガンを飛ばされまくったとか、
そんなこんなで、人生の転換を考えているような文もありました。
頁72、つべにあがったドロメ祭りの一気飲みは、下記ですかね。

だからというわけでも
ないでしょうが、
左の「はじめに」
水平線のあた  り
この空白スペースの
意味が分かりません
でした。
さすがザデイナー*2
と思いました。