『諸星大二郎 『妖怪ハンター』異界への旅』 (別冊太陽 太陽の地図帖 31)読了

太陽の地図帖31 諸星大二郎 『妖怪ハンター』 (別冊太陽 太陽の地図帖 31)

新宿の紀伊国屋で買おうと思っていたのですが、原画展があったので、
書泉グランデで買いました。ほんとあそこに行くのひさしぶり。

今年1月14、15の伊豆飯田のお祭りをモロ☆自身が取材して（写真あり）、
それを基にした書き下ろしマンガも入っているので、
結構じっくり作ったんだな、と思いました。
インタビューは新作への期待を理解したうえで匂わすセリフがあり、
美加主人公の単行本未収録作品も明記してるので、
あまり深くのぞまないで待つことにします。
というか、スーパージャンプコミックスの目をつむった著者近影が、
再録されてるとは思わんかった。編集者がぜひとも入れたかったのだと思います。

編集後記で、富士山取材の日がピーカンで、青空の写真しか取れず残念とあり、
なぜそう思われたのか分かりませんでした。晴れでもええやん。

物怪図鑑はすべて網羅してるわけでなく、朱唇観音とか死人とかないですが、
ウナギの蛇も見たかった気がします。

あとなんかまた出すのかなあ。胃の頭散策か、孔子暗黒伝の旅か、
ミノスの債務不履行か。はたまた亜鬼と旅するなのか、それなら妖猿伝もありなのか。
胃の頭がありそうだと思います。あのお城は、
モデルのお城があのへんにあるんでしょうか。
以上
【後報】
最近2015年9月に出た平凡社新書を読みまして、そこに、
新刊案内が挟まっていたのですが、そのトップが、
本書の２刷「大好評　２刷出来」でした。

読んだ本　2017-11-01
『「個人主義」大国イラン: 群れない社会の社交的なひとびと』 (平凡社新書) 読了
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20171101/1509483766
（2017/11/3）