『最後のおでん 続・ああ無情の泥酔日記』読了

最後のおでん 続・ああ無情の泥酔日記

最後のおでん 続・ああ無情の泥酔日記

帰りの電車で読んだ本。単行本を借りました。
最後のおでん: ああ無情の泥酔日記 (新潮文庫)

最後のおでん: ああ無情の泥酔日記 (新潮文庫)

前作の読書感想 http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20150528/1432829180

前作と違い、ウソ記事がなく、また、ホントのブログみたいな雑記も多く、
ちょっとその辺で物足りなさを感じました。猫の斎藤さんが19歳で永眠された由、
ご冥福をお祈りします。ウチの近所の猫なんか十歳まで生きるのは稀ですが、
川崎の多摩川沿いの茶店の猫も十七才ですか、どこも長く生きるなあと思います。

コンサドーレの記事がひとつもないのが残念でした。サッカーきらいだったかな。
頁150で日ハムの記事があり、新庄ではなく、小笠原の話でした。
押ささるとかモカといった、どさんこの言葉はよかったです。

この巻読んでて、少しさびしいというか、隙間風感があったのは、
二宮和子の平成ヨッパライ研究所なら、出てくるオトコとこの後結婚して、
中央線沿線から秩父の実家の土地に引っ越して、
育児しながらのだめとかx86クロッカーとかヒットを飛ばしてる、
というその後の人生を読者も知ってるわけですが、この本に於いても、
前巻巻末対談で、本文に出てくる彼氏とはこの後別れて音信不通、
と分かってしまってるわけで、そんな彼氏との漫才を読み続けても、
ネタばれに近い感情がわいてきてしまってるなあ、と思うわけで、
そこが、作者とは関係ない所で、こちらが気楽に読めなかったな、
という点でした。う〜ん。以上