雨はダメ

雨でコメが乾かないのは勘弁です。南無八幡大菩薩、日光の権現、我が國の神明。
晴れて、晴れて、と、困った時だけ神頼みしても、雨です。

ラジオ体操もないし、猫も外。

ほんとに田んぼにいなごがいないです。ばったも、くもも、カマキリもいなかった。
ショウジョウバッタの小さいのを一匹みたきり。
カエルも、アマガエルはいるんですが、トノサマガエルは一匹も見なかった。
スズメなどの鳥も、今年は、防鳥ネットを張らない田んぼが多かった、
という事実がすべてかと。全然ちゅんちゅん飛んでないですね。
ここにあるのは、沈黙の秋です。びっくりした。
今週の稲刈りは、例年よりやや遅く、少し寒くなってから刈ったので、
だからみな冬眠した後かとこじつけたかったですが、
その前、早く刈った家からもう噂は飛び交っていて、いないいないと。
アドマイヤーという新しい農薬の顆粒タイプが二年前くらいから出ていて、
昨年は数は減ったもののまだ虫がいたのですが、今年は壊滅です。いない。
農薬を撒かなかった田んぼまで何もいなかった。水路がつながってるから。
地域に、元々農薬を撒きすぎる人がいるとはいわれていて、
それだから稀釈等は性悪説に基づいてやらないと大変なことになるなあと。
もうなってますけど。

アドマイヤーは、検索すると、例のミツバチ大量死のアレでした。
欧州で使用禁止になってるアレ。

ネオニコチノイド Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%81%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%89
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/18/Imidacloprid.svg/308px-Imidacloprid.svg.png

製品の、ネットの使用上の注意を見ても、ミツバチやカイコに対し強い注意喚起をしています。
検索すると、有機無農薬のNPO法人が上げてるおそろしい話が見つかりました。
実際に田んぼに虫がいないので、おおげさとは言えない、残念、と思いました。
JAS有機や無農薬の認証はとても基準が厳しいので、この辺の農家はまず取得不可かと。

対馬から広がるツマアカスズメバチ*1みたいのにも効くと思うんですけど、
そういう「いい話」は検索で出てきません。
なんだか陰鬱です。
どうせTPPで日本の農業は立ちいかなくなるだろうから、
周囲の農薬が影響を及ぼさない環境でだけ認証がとれる無農薬有機農業の田んぼだけ、
なんとか残して、そこの収穫量で日本人口が賄えるわけないので、
上流は安全な国産高級米食べてもらって、ボクら庶民は、日本がダメならアジアもダメで、
(上記Wikipediaの言語を中韓に変えると、その情報の乏しさに暗澹とします)
アメリカはこの農薬を禁止していないのでカリフォルニア米もアレでしょうし、
じゃあ、この農薬を禁止してかつコメを作っている国、例えばヘタリア
そう、イタリアのアグリカルチャーコングロマリットの株が上がるかもしれない、
実はそうした企業の株の多くが同族企業でイルミナティユダヤ資本ロスチャイルド云々で、
一般には手に入れることは出来ないのですが、こうした問題にいち早くお気付きになった、
賢明なる投資家のみなさんにだけお教え出来る事実がございまして…
(ここから文章が不必要に一行おきにスペースが入る例のアレになる)


それは、


実は、


もうお分かりですね、


とかいう投資詐欺も起こるのかなあ、等々、空想の翼を広げました。
あんなに生き物がいない田んぼは初めてだ。

今日も、穏やかに、静かに、平和に。
そして、出来ることなら、
自分も周りもみな、しあわせにすごせますように。