The Salvation …追記でカナロコ海老名図書館の記事を読んだ感想

眠いので寝ます。

なぜ、サルベーション・アーミーは、救済軍と訳されず、救世軍と訳されるのでしょうか。

神奈川新聞がツタヤ図書館について渾身の取材をしていました。

海老名市「ツタヤ図書館」を見る(上)偽物を飾る「カフェ」
カナロコ 2015/10/24 12:09>16:12
http://www.kanaloco.jp/article/129703

ウェブでは有料記事ですが、図書館で読めます。(たぶん)(県内なら)

10/25の(下)選書の「理念」どこへ *1では、ツタヤへの単独委託でなく、
実績ある図書館流通センターが共同事業者だったので、
武雄市の轍は踏まないだろうと地元識者は油断していたが、
水面下のヘゲモニー争いの結果、ツタヤが海老名中央図書館、
流通センターが有馬図書館、とセパレートされるすみわけ管理になってしまい、
せめてもの抵抗で、利用頻度の少ない郷土資料が破棄された武雄の二の舞は踏ませまいと、
中央図書館の郷土資料を有馬に移管していたことなどが明らかにされています。

ちょっと、読んで、何故此処まで戦わないと、腐った奴は何処まででも土足で、
ズカズカ這入り込んで来るのか、と、その精神構造を疑う気持ちになりました。
掠め取ったり蹂躙することが快感なのは分かります。征服欲。しかし。

明日も、穏やかに、静かに、平和に。
そして、出来ることなら、
自分も周りもみな、しあわせにすごせますように。

【後報】
もう海老名図書館はいい、市長選とかとコンボになってるし、と思うのですが、
この記事は、ひさびさにホンイキで怒ってる記事だったので、
落ち着いてほしい、と思いました。以下(上)の感想。高い位置にダミーを置くのは、
武雄で、反ツタヤが、高所の本を取るよう繰り返し職員に頼んで業務に支障がアレだったから、
との理由だそうですが、なら建設費用かけて高所に書架作らなきゃよかったのに…
地震とかもアレでしょうし、ってことだと思いました。単純に。そのくせ、
ダミーのさらに上に郷土資料を置いていて、見たければスタッフを呼んで、
と各所の液晶画面で案内しているが、そもそもどんな本があるのかが分からない、
とのことなので、どこにどんな本があるのか液晶で検索出来ないのか、
と思いました。全集本が適当に空いたスペースに置かれてるそうなので、
(フツーは全集本は全集コーナーにまとめ、置き切れなければ書庫に置く)
開架式の閉架書庫」ならどこに何があるか、分かるようにしないとベーヤーだと思いました。
マンキツって、往々にして、どこになにがあるか分かるようなディスプレイ表示に、
費用かけられないのが難点で、それがそのまんま公営図書館になったような感じかな、
と思いました。で、大人には分かっても、大人の背丈より高い位置に「ぐりとぐら」や
「おおきなかぶ」などの絵本があって、子どもの手が届かないのは無論、表紙が何かも
幼児には分からないとか、汚されたくないだけなのか、でも商品も飲物飲みながら見れる以上、
汚して買い取り求めてモメるなどは児童書の売りもんでは当然予測出来るでしょうし、
蔵書の場合は人間の手がまだ触れない状態でキレイにして、
(それで貸し出し頻度少を理由に破棄扱いにして新古書店に流されたらイヤですが)
売り物を積極的に手に取ってもらうようにしたいのか、など、
いろいろどういう運用なのか悩んでしまいました。ツタヤも、武雄には、
“反対派”がいると、ハッキリ言ってますが、ただの愉快犯とかも含め、
そういうのは少数派で、組織だってるわけではないと思うので、個人なら、
瞬発力はあっても、持続可能な手の込んだことは出来ないと思うので、
粘り強く対応してゆけば勝つと思うのですが、ダミーとか、郷土資料や絵本を、
高い位置に置くリスクヘッジで対応とか、なぜそうなるか。なんか敵ありきの発想自体が、
見えない敵と戦うカルトみたいで、そういうツッコミを誰かがしたら、
カメラに映った敵とのやり取りの一部始終実録とか出てきそうで、なんちゅう世の中じゃ、
と想像をたくましくします。武雄体験から得たカイゼンPDCAとかで閾値超えたから、
ダミーや郷土資料や絵本を高所に置く危機管理になったのかなあ。なんとも。
図書館戦争とかビブリオバトルとかが、そういう意味じゃないのに、ぴったりだ。
アリが巨象に勝つのがコワイので、獅子は百パーの力で反対派を制圧してるのかなあ。
なんかもう考えたくないです。とりあえず、図書館の館内撮影禁止は、
ツタヤ図書館でなくても当たり前のことで、プライバシー保護、
盗撮とかの危惧を鑑みてのことなので、そこは記者さんも冷静になってほし、
と思いました。以上
(2015/10/26)
【後報】
一階と二階だけ覗いてみましたが、近隣の、やはり月曜休館でない図書館が、
これまでネカフェも使えない難民のいどころになっていて、絶えず警備員が巡回して、
いねむりを起していたのですが、今日は全然がらがらで、皆居心地のよい、
海老名中央図書館に移動したのだなと思いました。トイレウォッシュレットだし。
飲食出来るみたいですが、飲酒はどうなんですかね。禁止の貼紙は見えませんでしたが。
野毛の横浜の図書館はデカデカと飲酒禁止と書いてあります。*2
喫煙は勿論ダメでしょうが、喫煙所は注意してなかったので、どこか知りません。
雑誌や新聞のコーナーは見てません。検索ツールで、蔵書の位置が分かるかどうかまで、
探してません。蔵書なし販売在庫なしの本は、他館リクエスト出来るといいのですが、
さすがに検索画面では出来なかったです。コンシェルジュみたいな人とコーナーがあった。
酒の本と病気の本のコーナーだけ見ましたが、以前海老名中央図書館から、
相互貸借で借りた本が開架されていて、懐かしかったです。
医学コーナーでなく、家庭の医学コーナーと、書いてあるのがよく分かりませんでした。
薬剤師の免状持ってない富山の薬売りみたい。
依存症の本がどこかはよく分かりませんでしたが、てんかんの本は、
踏み台がないと届かない最上段でした。みんな自転車かクルマで来るんだろうな。
スタバでなく、コーヒーおかわり自由の店がいいです。

毒の話 (中公新書 (781))

毒の話 (中公新書 (781))

この本によると、コーヒーの致死量は五十杯くらいだとか。カフェインのね。

で、帰ってきたら、下記のニュースが出てました。

はてブ
133USERS ツタヤとの関係解消へ 図書館流通センター - 47NEWS(よんななニュース)
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.47news.jp/CN/201510/CN2015102601002183.html
(同上)

【続報】
タウンニュース海老名版
市立中央図書館 共同運営、継続へ 選書委員会の新設も
http://www.townnews.co.jp/0402/2015/11/06/307212.html
ハフィントンポスト
TSUTAYA図書館図書館流通センターが一転 CCCとの共同運営を継続する「理由」
投稿日: 2015年10月31日 09時18分 JST 更新: 2015年10月31日 09時38分
http://www.huffingtonpost.jp/2015/10/30/trc-ccc_n_8435388.html

スタバの稼働率とか損益とか、それをどこが持つかとか、そういう話ではないみたいです。
(2015/11/7)