東京交通会館2階ギャラリー「幻獣神話展Ⅲ 遥かなる憧憬との対峙」逍遙


公式 http://www.span-art.co.jp/exhibition_other/201608genjyu3.html

第一回同様、諸星大二郎が出るというので行って来ました。

第一回感想
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20140821/1408597179
Bunkamura 幻獣神話展 寓意夢想の召喚 公式
http://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/140820_chinjyu.html
Bunkamura 幻獣神話展Ⅱ 遙かなる憧憬との対峙 公式
http://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/150806genjyu.html
第二回は諸星大二郎が出てないので観てません。

第二回と第三回で副題が同じですが、憧憬を正しく「しょうけい」と読ませるか、
慣用読みの「どうけい」で済ませるか、そこで通は区別している…ウソです。今考えた。
どうていこのヒマラヤ。青春を山に賭けて。対峙陰核。

ずいぶん著名な作家さんも増えたなと思いました。
第一回同様、いしいひさいちが四コマ原画出してて、瞬殺売約済みでした。
銀の立体造形とか、その後ろのSFマガジンの表紙みたいな、
均整のとれた整った美女の絵とか、世の中は上手い人がいくらでもいると思いました。
著名な作家さんでも、さほど高く値をつけていないものもあり、
同行したしとによると、この企画は売れたら主催者が半分取るそうなので、
(その分場代とかは取られないそうです)ゴマンエソの作品の場合、
半分取られてニマンゴセンエソの売り上げで、制作人月が二週間とすると、
材料費別で、二週間の労働対価がニマンゴセンエソかあ……トホホ、
みたいに同行者は嘆いてました。アーティストも水面下で、
しっしに水かきをかいてるのでしょう。会場には作者たちがそこここに潜んでいて、
メタルのような黒いTシャツの人たちの中、長髪の、お腹の  初老の人が、
さかんに周囲に尊敬されながらしゃべっていたのですが、
後で聞くとその人が“スクリーミング”マッド・ジョージだそうで、
同行者によると、彼は地下足袋愛用だそうなのですが、
今回タビ履いてたか見逃した、だそうです。私はその話を聞きながら、
パロディのマッド・アマノじゃなくて、特殊メイクのしとだよな…
と脳内確認しながら相槌打ってました。以上、どっとはらい