帝京大学50周年記念・帝京大学メディアライブラリーセンター10周年記念 一般社団法人日本ペンクラブ・帝京大学メディアライブラリーセンター共催 「日本文学、世界文学のいま」 ―日本ペンクラブ獄中作家・人権委員会シンポジウム―  入場

橋本の公民館に
チラシがあって、
スケジュールが
合致したので、
申しこんで
みた高座講座。
タダでしたし。
帝京大学
こんなとこに
あるとは、
夢にも思い
ませんでした。

あるもんですね。

多摩モノレール
に駅があるけど、
聖蹟桜ヶ丘
多摩センター、
高幡不動から
キャンパスまで
バスで行く方が
ドアtoドアで
都合が良い。

おかげで、
ナマ西木と
ナマ藤井を
見ることが
出来ました。

感謝感謝です。

獄中作家委員会は、

獄中作家を
支援するセクション、
国際委員会は
作家の国際交流を
する部会。

日本ペンクラブは、
ものかきを
称号するしと
なら、自薦他薦
問わず、
年20kでしたか、
会費その他
払ってくれれば
誰でもウェルカム
だとか。

司会のしとが
そう言ってました。

司会のしとが
まず紹介して、
次に館長の挨拶。

その次に、
西木正明登場。
チラシの写真は、
すこし昔のものかと。
JOJO三部と四部の
ジョセフくらい
違ってました。
自分でも、
後期高齢者
ゆっていた。この人は、探検部後輩高野秀行の『辺境中毒!』の座談会で、
船戸与一やら誰やらがやいやいゆってるので、
それを前提に拝聴しました。でも途中で寝ました。

辺境中毒! (集英社文庫)

辺境中毒! (集英社文庫)

下記の本を読もうと思います。
人生、お楽しみはこれからだ (ベスト新書)

人生、お楽しみはこれからだ (ベスト新書)

帝京大学メディアセンター公式
https://appsv.main.teikyo-u.ac.jp/tosho/tos19.html#201614
日本ペンクラブ公式
http://www.japanpen.or.jp/news/228.html

その次が浅田次郎で、正直この人が講演することを、
読み飛ばして忘れていました。珍妃の井戸のあとがきでしたか、
ほんとは漢籍がホームなのに、自衛隊経験とかして、
ぽっぽ屋でブレイクが私の生きる道、と書いてたわけですが、
そういう話はなかったです。でも面白かった。
私は浅田次郎花村萬月をよく混同しますが、漢籍自衛隊
そのふたつがあれば間違えないといつも思っています。
家がこの近くだそうで、そういう縁もあるのかと思いました。
本は買い逃すともう出会えない、とのくだりは、
日本の古本屋さんで検索してもダメかな、と思いました。
ぱふの諸星大二郎特集号は古本屋さんに頼んで入手したので…
でも、阿来の塵埃落定の邦訳とか、確かに出物がないしな〜。
でも幾つかの大学図書館所蔵はぱっと出るし…
電子書籍の売上は著者の場合全体の一割程度で、
これは確定申告が終わったばかりだから間違いないそうです。
ほかも同じようなものではないか、との由。
この人の講演が終わったら、聴衆が少し減りました。
元々空きはありましたが… そして西日が強くなった。

その次が館長のしとのラテンアメリカのはなしで、
ボルヘスやらガルシア=マルケスやらの時代は前世紀で、
そういうマジックリアリズムの話なんか出ませんでした。
今はコロンビア文學がアツいんだそうで、それは麻薬戦争からで、
貧困と荒廃が生んだ文學がラテンをリードしてるんだそうです。
違ったかな。

その次が藤井省三北東。私はこの人を、相原茂とよく間違えます。
今日の講演は、館長タムラが是非にと望んだそうで、
正直アニー・ベイビーとか、誰なら状態で、
行健と莫言はアレとして、劉暁波が出て、
韓寒が出て、『1988〜僕はこの世界と話したい』読みたいと思いましたが、
邦訳未でした。ていうか、上海ビート以外邦訳ないのか。ほんとに寒い。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%93%E5%AF%92#.E8.91.97.E6.9B.B8
編集者への罰金制度があるそうで、あと、ネットの長城と公安武警の維持費で、
現王朝の財政は破綻するというブラックジョークの紹介。
董啓章『地図集』も読んでみたいと思います。
地図集

地図集

で、雨傘運動と、村上春樹のそれへの共感、と話が進んで、
騎士団長殺しには南京アトロシティーが出てくる、との最新ネタ披露。
それじゃあ読まなきゃいけないな、と思いましたが、
私はIQ84を読んでないので、それを読んでからです。
村上春樹は、寮が右だったせいか、ノルウェイの森でもあるとおり、
左への嫌悪感があったと思うのですが、それをトラン・アン・ユンが、
松山ケニチ主演で撮る21世紀。でも南京なら、北京五輪CG演出の、
テラコッタウォリアーズ監督の映画を先に観たいと思います。
日本語字幕付きで。無理なんだろうな〜。
最後に、グリーンディスティニー監督と同音名の夫殺しが出て、
新刊が間もなく省三北東訳で出るとの由で、池上貞子はどうしたなら、
と思いました。最後の質問コーナー余裕があれば聞きたかった。
關係ありませんが、この講演会はアンケートがないので、
来場者の声なき声は汲み取られなかったと思います。

最後はカナダのエコ文學作家のしとの三部作の紹介で、
ディストピアの部分は、夏樹静子も『ドーム 終末への序曲』書いたし、
と思いましたし、ウイルスで人類大半が死滅、のくだりは、
家畜人ヤプーで、冒頭、世界が始まる前から、日本人以外の黄色人種は全部、
正体不明のウイルスで全滅、という説明があったのを思い出し、
三国人と言う言葉が生きていた時代ですし、白人に足蹴にされる権利も、
奴隷扱いされる悦びも、すべて日本人が独占するんじゃ、
中韓はお呼びでないんじゃ、西洋との対話は日本人だけの特権なんじゃ、
というドグマ、主張がそこには漲っていた、と思い出しました。
項羽と劉邦は白人だった、始皇帝も、みたいな場面もあったはず。
妊娠女性のくだりは、マッドマックス怒りのサンダーロードは、
これにインスパイアされたのかと思いましたし、フカヒレのくだりは、
今でもあの会社は愛川町に本社登記してるんだろか、と思いました。

とりいそぎ以上です。どっとはらい