『透明なゆりかご(1)』 (KC KISS)読了

『マンガがあるじゃないか わたしをつくったこの一冊』*1の中に出てきたマンガ。

透明なゆりかご(1) (KC KISS)

透明なゆりかご(1) (KC KISS)

2015年5月13日初版
2016年11月7日13刷
奥付やカバーには記載ないですが、中表紙に、
産婦人科医院看護師見習い日記とあり、
帯や、カバー裏の作者のメッセージによると、
作者の体験した真実に近い産科医院物語だそうです。
2014年の連載ですが、作者がバイトしていたのは1997年。
記憶力すごいなと思いました。Wikipediaの作者の項目見ると、
いっぱい書いてありますが、富山で中華料理店というと、
富山ブラック出してたのだろうか、ヘナギの実家は出してないわけだし、
どうかなと思いました。幻冬舎+だと二行くらいの作者紹介なので、
そっち貼ります。
http://www.gentosha.jp/category/shinkirokazoku
一巻だけで、中絶捨て子虐待等いろいろ書いてありますが、
見出しにして書き出しづらいです。アマゾンレビュー166件あった。
各話タイトルからぱっと分かるのは第二話「野良妊婦
印象的なタイトルは第五話。
頁146のハイリスク妊娠は、献血ですら、二度立ちくらみとかすると、
以後献血お断りになるので、大変と思いました。

頁85
妊娠12週を過ぎると火葬が必要となり、7日以内に役所へ死亡届を出すことが義務づけられている。

頁10
×華ちゃん
90年代の日本の
3大死亡原因って
知ってる〜

たぶん、中国と日本はここの法律も違うと思います。

頁98
胎児はエタノールにはいると
鮮やかな朱色になって
光り輝く
「もう
 死んでるのに
 キレイだ
 ――」

これは、出版不況だから出て来れた漫画なのか、
前世紀でも出せた漫画なのか、考えましたが、
解はないかったです。四巻まで出てる由。以上