『7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT (1)』 (ヤングマガジンコミックス) 読了

http://yanmaga.jp/contents/7ninnoshakespeare
副題"non sanz droict"はシェイクスピア家の紋章に書かれた文句だとか*1
裏表紙にその紋章があるのですが、最初気づかなかった。
装幀 柳川価津夫+大野裕介(SPICE)
http://freepages.genealogy.rootsweb.ancestry.com/~tqpeiffer/Documents/Surnames/MMPS/Wright/WRIGHT%20Surname%20Webpage_files/image056.jpg
https://politicworm.files.wordpress.com/2009/06/non-sanz-droict2.jpg
https://politicworm.com/oxford-shakespeare/to-be-or-not-to-be-shakespeare/why-not-william/the-authorship-question-2/not-without-mustard/
http://www.ngw.nl/heraldrywiki/images/5/54/Warwicks.jpg
http://www.ngw.nl/heraldrywiki/index.php?title=Warwickshire
https://wakespace.lib.wfu.edu/bitstream/handle/10339/432/coatofarms_01.jpg
https://wakespace.lib.wfu.edu/handle/10339/432
http://www.jaunay.com/images/shakespeare_arms.jpg
http://www.jaunay.com/article8_7.html
古英語なのかなんなのか。
意味はよく分からないです。
前作がハロルド版まんが道バクマンだった影響か、
脚本家入門みたいな展開が続きます。
物語作りにロジックなんか要らない、と言ったらダメなんだろうな。
隠れカソリックの設定とか、リーの言霊とかは進展なし。
神戸外語大のセンセが、監修なのかなんなのか、幕間的なコラム書いてます。
ワースの髪がうっとぉしくなってます。今の若い人には平気なんでしょうが。
全般的に、前作より華奢になった。白人だから体幹はもっと太いはず。
不安なのが、今のヤンマガ、相当殺伐とした雑誌になってる気がするので、
(あとデジタルデバイド感がスゴい)
そこで急いでしまうと、お話もスピリッツ版の鷹揚さがなくなる気がして、
そうしたら寂しいなと思います。結末を急ぐというかなんというか。
見開きが1ページもないですしね、この巻。1ページブチヌキは幾つかあるのですが、
スピリッツ版にあった、印象を残してるかというと、それほど。
アフタヌーンやモーニング2でなく、ヤンマガを選んだ時点では、
センゴクとかもあるから大丈夫というハラだったんでしょうが、う〜ん。

今日諸星大二郎のBOX二巻買いに行って、先日中った商品券千円を使うので、
もう一冊何か買わないといけないなと思ってたところ、これがあって助かりました。

演劇というと、昔、鴻上尚志が、演劇界には人材が集まらない、
以前は漫画で、その後ゲーム界に人材が流れた、と言ってましたが、
今はどうなんでしょうね。漫画ももうそんな人来るのかな。
完結はさせてくれると信じてます。ではでは