フードマイレージは、重量×距離 で表されます。畑から食卓までの距離が近いほど、フードマイレージは小さくなり、遠いと大きくなりますが、遠いという事はそれだけ輸入にエネルギーを使っているということ。私たちの日々の食卓を潤すため、その輸送には石油などのエネルギーが膨大に消費されているのです。
農林水産省の調査によれば、国民1人あたりのフードマイレージの大きさは、日本が1位。イギリスの2倍、フランス・ドイツの3倍、アメリカの10倍に当たります。
先進国の中でも、私たち日本人の食が、いかに輸入品頼りかがわかります。