女子美術大学美術館「女子美術大学同窓会設立100周年記念 青のかけ橋 佐野ぬい賞受賞作家展 同時開催 会報誌からたどる100年の歩み展」


http://www.joshibi.net/museum/jam/17/aonokakehashi/index.html
以前、下記ポスターの「二つ」のうち、もう一つはどこなら、と、
問い合わせてみたところ、かなりクイックリーなレスポンスと共に、
本展もシクヨロ、みたいな感じでしたので、それで、
見んければならぬとの思いで見ました。

日記 2017-04-19
世界でたった二つ、日本で唯一 女子だけの美大の同窓会が百年を迎えます。
100TH ANNIVERSARY 女子美術大学同窓会 2017 まなざしの先に

http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20170419/1492608913

無料なのにパンフがえらい立派で感心しました。
現代画家って、やっぱ一つテーマを決めるか与えられるかすると、
えんえんそれを「ねばならぬ」精神でやるものなのでしょうか。
むかし高校の美術教師が、何百号とかそういうデカいキャンパスに、
アブラで毎回、牛の頭骨を褐色と白で描いていて、不思議でしたが、
今回の展覧会見て、美大出たものは一生納得するまでそのテーマ、
なのだろうかと思いました。

どれも、本の装丁とかやられたらセンスいいかも、な素敵な絵でした。
同時開催の初期会報のコピー見まして、明治三五年の翌年とかに、
イキナリ同窓会に台湾在住者が登場し、その後、
朝鮮在住、清国在住と漸次外地在住者が登場し、明治四○年には、
台湾人を嚆矢として、現地人名が散見されるようになります。
北米等その他の地域の在住者は、同時期から登場しはじめます。
(布哇やらクリーブランドやら)
欧米人ふうの姓名は、その五年間くらいでは、まだ登場しません。

朝鮮半島臺灣中華民國を除くと、米本土よりワイハーが多かったです。
私の先輩で、今回の展示でいうと比較的平田智香さんに似ている画風の、
アミュー厚木の地下通路の絵にも似た画風の人も、ハワイ在住らしく、
私は連絡取ってませんが、先輩のFB見てる同級生から過日聞きました。
いまはもうなんていうかほんと、そういう時代ですね。
ハワイは芸術家にとって、否、そうでない人にとっても、天国なのかな。

そんなふうに鑑賞しました。以上