
- 作者: 高田かや
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/02/12
- メディア: 単行本
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千円床屋(せんべろのような略語があれば知りたい)にあったので、
それで、いしかわじゅん以外に、小林信彦も触れてたかなあ、
触れてないかったかなあ、くらいの勢いだったので、冷静に考えれば、
文春のマンガを週刊文春がパブ記事書くのは、出版不況の昨今、
当然すぎる話だったのですが、でもまあ、読みたいと思いましたし、
買って読みました。今はなんでもエッセイマンガがあって、
ほんとに一億総エッセイマンガ家時代ですね。初出はウェブだとか。
買ったのは2017/3/10の七刷。いしかわじゅんは、まあ、ホメない人なので、
続刊の書評も、当然苦言を呈してるわけですが、まあごもっとも。
頁97のタイヤチューブの浮き輪は、私はスマトラで体験しました。
楽しかったです。
頁108、しもやけは、素足で生活する子どもは、けっこうなるんだと思いました。
沖縄とか中国とか京都にいるうちに、しもやけにならなくなりました。
頁61、シラミ。海外から帰った後、ときどき気になってました。
あと、全然関係ないけど、とある漢方が充実してる調剤薬局のドア付近に、
ほこりを厚くかぶったスミスリンシャンプーがあり、
シラミ違いですが、いつかこれ売れるんだろかといつも気にしていました。
もうその薬局に行く用事もないので、その後は知らないです。
頁125、村人はお酒禁止。安曇野とかの、全然違うコミューンとは、
全然違うんだなと思いました。
頁123
一般のおうちに行ったから
そこの暮らしをするの
ではなく村の子はどこにいても
村の暮らしを実践する
それが村の考え方なのだと
帰属する団体と世俗のはざまで悩む人はナニ教でもいると思いますが、
よく言われる、イスラム教国を出た途端酒を飲み始める回教徒は、
信用出来ない、てのが、ぱっと私には思い出されます。
頁31、あめの順番なめ。こんな世界もあるのか。中国を知らない日本人と、
中国を知る日本人ではこの本の感想もまた違うだろうと思ってますが、
ここに関しては感想横並びだと思います。
頁62 おばあちゃんの贈り物
あんたは頻繁に色々送って
もらっているけど 送ってもらえ
ない子もいるでしょうみんなでひとつの家族なんだから
あんたのおばあちゃんは
みんなのおばあちゃんだよ
全然関係ないのですが、永井豪の手天童子*1の最初のほうで、
JKが校舎裏でそういう扱いを受けるコマがありました。
この団体は児童に対しマンガ禁止(だった?)そうですが、
まー世の中にはそんなマンガが週刊連載されていた。以上