最新号「君の街から、本屋が消えたら大変だ!」、本日発売です。自分の住む街から、本屋が消えたら…。単純に本を買うだけならば、他の街の本屋に行けばいいのだけれど、胸に残るモヤモヤは何ゆえか。街の本屋が大切な理由を、ちょっと一緒に考えてみようよ。表紙はこちら。 pic.twitter.com/3odQyDyFpy
— POPEYE (@POPEYE_Magazine) 2017年8月9日
http://magazineworld.jp/popeye/popeye-845/
気持ちは分かりますが、本屋のない街に暮した経験からいうと、
十代までだと困る、それ以降はなんとかなる、です。
大分の湯布院に暮した時は、当時、ダイエーに雑誌が少しあるだけで、
本は大分市内までクルマを走らせて買うものでしたが、そうして、
なんとかなりました。漫画家の若杉の人とか、そういう状況下でも、
感受性を育んだのですから、それはそれなりではないかと。
沖縄の離島に暮した時は、当時、雑貨は船で島の雑貨屋に来るので、
皆そこ経由で注文とか定期購読してました。どんなのかというと、
返還前アメリカで農業研修した人が、あちらの思い出を引きずる人生で、
ペントハウスと月刊プレイボーイを定期講読とか、そういうのです。
(あとジャンプとか)個人情報がどうのとか考えても仕方ない。
廃線前の横川駅で夜明かししましたら、あさ、近所の住人が三々五々、
構内のキオスクにスポーツ新聞とか買いに来てました。
少し歩くと国道沿いにコンビニも見えたのですが、駅に来てた。
そういう習慣だったのでしょう。廃駅後の、今は知りません。
21世紀の現在はいろいろ状況違うでしょうし、とりあえず、
横浜西口地下の有隣堂とか、新宿の紀伊国屋とかの規模の本屋がなくなったら困ります。
八重洲ブックセンターはあまり行ったことがなく、芳林堂も記憶がなく、
池袋のジュンク堂は、蒋経国の、伝記書いて暗殺された人の蒋経国伝と、
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そういう思い出が強いです。今は。
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棚を冷やかして良書に巡り合うことを期待しているあらわれで、
だからわたしはこの本を衝動買いして、よかったとありがたく思ったです。
ついでに中国について言うと、かつての中国では、
省会くらいしかまともな新華書店がなかったですし、
県城の新華書店で金に糸目をつけずえいやで本を買うあの気分は、
ちょっといわく言い難かったです。生きるのにまず貴重なお金を使う社会で、
遊民旅行者が何をするねん、的な。
あとは牡丹江あたりの街道沿いで日本のファッション雑誌の古本売ってて、
それがぜんぶ、装苑だったりして、型紙で自作してちょーよ、的な時代だったり、
これも黒竜江省のいなかで、銀河鉄道999の海賊版とか、サスケの海賊版とか見て、
前者は土地の空気にとても合っていて、後者は、誰がなんの意図でこの漫画を、
ここに、と思ったのを覚えています。