『さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで』読了

さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで

さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで

床屋で読んだ週刊文春いしかわじゅんが評してたマンガ。
読んだのは三刷。ブックデザイン:大久保明


「もっと読みたい!」の声が殺到!
過酷な労働や掟に縛られた「カルト村」の暮らしを受け入れて育ってきた著者は、なぜ自ら村を出たのか? 13歳から19歳までの青春期を描いた衝撃のコミックエッセイ

結婚は村人が決めたおじさんと!?

高校には行けず朝6時から労働!

帯うら 前巻の紹介
「平成の話とは思えない」と話題騒然!
「所有のない社会」を目指すカルト村に生まれ、
両親と離され、労働、空腹、体罰が当たり前の
暮らしを送っていた小学生時代を描いた、
実録コミックエッセイ。大好評発売中!

いしかわじゅんは、絵がこれで固まってしまうことを懸念してたかと。

作者のダーリんも言ってますが、本部と地方で差が大きいな、と。
主に食材の自由さで。頁29、スイス、タイ、ブラジル、アメリカ、
韓国、オーストラリア、ドイツなどにも村があった、というのに、
おどろき。イスラエルにもあったら面白かったのに。中国は、
元祖人民公社の国だし、邪教は弾圧するから、村はないと思います。
で、頁107、村の食堂のコックが中国人、というところで、
やっぱ人民公社だからかなあ、と、また、チラっと思いました。

頁74、親の村の図書館で、著者が開いているのが恨ミシュランで、
コータリンは要介護5とか、ダーリンは高須クリニックとか、
光陰矢の如し。

頁120、北海道の牛乳がおいしそうでした。

頁139、作者が配偶者と出会ったのが出会い系サイトというのがすごい。
このふたりが出会い系やってたのか、と。作者側の理由や警戒は、
書いてあるのですが、ダーリン側の理由は書いてません。以上