公式 http://www.tenyears-movie.com/
粤語Wikipedia https://zh-yue.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E5%B9%B4
正直、タレンタイムだけ見るつもりだったのですが、午前中の予定が消えたので、
それで、これも見るかと見た映画。見てる間に予定がまた変わって、
午後やることが午前中不参加のまま終わってしまいました。こんなんばっかなので、
正直外出が出来にくくなっています。でもそれが年をとるということかも。
香港の焦燥は分かりますが、その気分を共有して影響されたくない、
という個人的な思いもあり、それで逡巡してたのですが、まー、
思ったより軽くて助かりました。視野狭窄な押しつけ映画だったら、
ここまで香港で観客動員出来ないか。全五話のオムニバス映画。
"长毛"が、2003年に
来港したとの独白が、
よく分かりません
でした。
港人じゃないのに、
港人の悲哀を語る?
ガンブーのうち、
オバサンと中山服だけ
北京語です。
第2話『冬のセミ』
原題《冬蟬》
"Season of the End"
オムニバスということで、
抱き合わせがあるのでは、
という嫌な悪寒があり、
まさに的中映画。
自主製作映画的彼女、
主演女優の地味な顏を、
見続けるのが
辛かったです。
誰も出ないから
仕方なく出た人なのか、
実は小劇場とかの
実力者なのか。謎。
▼明日より上映
— 川崎市アートセンター アルテリオ映像館 (@kaccinema) 2017年9月22日
『十年』
■9.23-9.29‣10:00
■9.30-10.6‣19:20
※休映・・・9/25(月)、10/1(日)、10/2(月) https://t.co/kZ80ZrSp9d pic.twitter.com/JKYR0YVSw9
第3話『方言』(原題も同じ)"Dialect"
ジョニー・トーの映画、毒戦見てないですが、PTUもDVD積ん読状態。
柔道龍虎房はいい映画でした。
私も以前この日記で、香港で急病人が出た時に、タクシーの運ちゃんから、
"我不懂普通话"と言われた話を書きましたが、マー今さらベッカムでもなし、
そんなん言ったら"的士"だって"冰淇淋"だって"瑞士"だって、という話で。
ただただ笑いましたが、一生懸命プートンホワを覚えてさべったのに、
うまく意思疎通が出来ず、仕事辞めます!と口走ってしまうチャンネーには、
ほろっとしました。
http://hk.apple.nextmedia.com/enews/realtime/20160220/54781334
正直、ヨウマティとかチムチャッツイとかは分かりますが、
ガムチョンと言われても分からないだ。私も金鐘をジンチョンと呼んで、
香港仔に嫌われそうな気がします。重慶はチョンキンと読めるのにな。
コーズベイとかスタンレーはなんか知ってますが、アドミラルティ…
で、ただ、これ、台湾まで視野に入れて語ると、
台湾の南の人は、日常は閩南話ばっか話してるけど、
國語だってぺらぺらで正確じゃないですか。
既にそうなっている社会があるのに、香港が、戸惑い続けるのが、
滑稽な気が少しするですよ。言語面では、永遠に、
まだ間に合う、じゃないかな。少数民族言語と違って。
だいたい私は、"为时未晚"とか気のきいた言い方が覚えられなくて、
"还来得及"とかさっきまで言ってました。
第4話『焼身自殺者』原題《自焚者》"Self-immolator"
http://hk.apple.nextmedia.com/realtime/news/20160212/54753203
これが关键/關鍵の電影。上の画像、アップルデイリーから引っ張ったんですが、
ずっと見え続けるといいなあ。林檎新聞どうでしょう。
とにかくドックラップドックラップゆっていて、びっくりした。
ドックラップというと、ベトちゃんドクちゃんの報道で、
サイゴンというか胡志明ホーチミンの通りの名前で、
ドックラップ通りというのがあり、独立のベトナム語読み、
というのを知っていたので、広東語でもそう読むのか、
とまず思いました。確か、自由通りが、ツーゾー通りなんだよな。
そっちは、全然中国語からの変化が読めない発音ですが。
漫然と見てましたが、パックヤンと呼ばれたキャラかな、
柏陽と漢字名が出て(イングリッシュネームは"Marco")、
『醜い中国人』*1のボーヤンのパロディかいな、と思い、
ほかのキャラもなんか意味あんのかな〜、中国人メタファー好きだもんな、
と思いましたが、多分香港のどこかのサイトで、そのへんは、
かなりしつこく調べてるんじゃいかと思いましたので、
検索してません。(第一話のコインが1997年製造とか)
インド系の彼女が、いい女優さん見つけたな〜と思う反面、
香港の歴史の外来者の履歴を考えると、英領時代からの、
インド系を強調したい気持ちは分かりますが(大陸にはいないので)、
英領時代は銀行の前で銃持って立ってたシーク教徒のイメージしかなく、
いまさらチョンキンマンションでチキン売ってたネパール人とか、
そういうのの子孫を縷々出されても、なら、ベトナム戦争後、
日本なんか比較にならないほど沢山辿り着いたボートピープルの子孫とかも、
(近いので)同じ香港人じゃないですか出せばいいのに、とおもいました。
むかし見た、Gメンみたいな香港刑事ドラマの女刑事が、
ベトナム系という設定だった。思い出しました。
https://thestandnews.com/culture/%E8%A1%9D%E5%87%BA%E9%A6%99%E6%B8%AF-%E5%8D%81%E5%B9%B4-%E7%8D%B2%E9%81%B8%E5%85%A5%E5%A4%A7%E9%98%AA%E4%BA%9E%E6%B4%B2%E9%9B%BB%E5%BD%B1%E7%AF%80/
保険でもう一枚画像貼っておきます。
第5話『地元産の卵』原題《本地蛋》"Local Egg"
下記の事件などが下敷きだとか。
日経BP 2016年6月22日(水)
銅鑼湾書店事件、「ノーと言える香港人」の告発 中国の強権に屈せず、香港の核心価値を守れ
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/218009/062100051/
http://b.hatena.ne.jp/entry/business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/218009/062100051/
日本人もちょくちょく大陸では拘束されてますし、
朱健栄拘束とか、いまだに謎のままでしたか、ひどい話です。
レコチャ 2013年10月1日(火) 7時0分
<遠藤誉が斬る>朱建栄氏拘束の謎を解き明かす―「ネット言論」の落とし穴!
http://www.recordchina.co.jp/b77383-s0-c60.html
遠藤誉のように日本を赤化せんと青雲の志に燃えて帰国した、
日僑徴用家族子女*2が、(中国57番目の民族"dahezu"でなく日僑)
切らなければならないほどの国になった中国と言うのも、なんだなあと思います。
ドラえもんは、この映画では"小叮噹"版を読んでますので、
小学館におカネが入る正式版権の"多啦A夢"讀めよ、ってことだと思います。
この辺ややこしい。大陸でも"机器猫"はNGで"哆啦A梦"なので…
中国が勝手に権利とったクレしんにしてたらどうだろう、
と検索したら、双葉社、八年に渡る長期訴訟を経て、
2012年に勝ってたんですね。アンテナ低くてすみません。よかったよかった。
双葉社公式 2012年4月17日
中国における『クレヨンしんちゃん』訴訟の勝訴判決について
http://www.futabasha.co.jp/introduction/shinchan_trademark/
中国のスタバで、本日のコーヒー、"本日咖啡"を見たことがあるので、
本地垂迹がダメで、本日が許されるのはなんでだっ!!
怎么敌不行日行呢?という展開を考えましたが、お前はおかしな日本人Ðaな、
とまた言われそうなのでここにメモするだけにします。
タマゴの話で、サーズ以前の話ですが、広州の中山大学に留学してた人から、
カントン人はなまタマゴ食べると聞いたことがあり、この映画でも、
食べる場面ないかな〜と見ましたが、なかった。
個人的には、香港人が大好きな長いコメ、インディカ米、香米が、
中央政府によって禁止され、短いコメ ジャポニカ米の太湖米なんかが、
推奨になったりする未来はどうだろうと思いましたが、
そういう展開はなかったです。
駆け足で感想書きました。以上