- 作者: いましろたかし
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/09/25
- メディア: コミック
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編集長 岩井好典
装幀 セキネシンイチ制作室
描き下ろし特典ペーパー入り
ペーパー揮毫文
我が釣行に
いつも
悔いあり
いましろたかしだから また
行くんです
本文に釣りはあまりないので、ここでお茶を濁すというか、
免罪符というか、それでもなお政治を書きたかったのか…
<たぶん私がここで感想を書いたいましろたかし作品は下記>
2017-07-06
『怪異!ナメクジ少女』モーニング35周年読み切り祭りCARNAVAL 第14弾
(モーニング No.32 2017.7.20 7/5発売掲載)読了
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20170706/1499352895
2017-03-20
「第9回ちば映画祭 -FOREVER YOUNG!
- 初期衝動 第46回千葉市民芸術祭 協賛事業」未見
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20170320/1489959622
2016-11-22
『新釣れんボーイ』 (ビームコミックス)読了
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20161122/1479781870
2015-07-20
『永遠のケツ』 (ビームコミックス)読了
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20150720/1437393445
2013-11-22
11月21日発売モーニング51号『第二の人生』
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20131122/1385132313
2013-09-30
『原発幻魔大戦 日本発狂編』 (ビームコミックス)読了
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20130930/1380520402
2013-04-23
『原発幻魔大戦 首相官邸前デモ編』 (ビームコミックス)読了
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20130423/1366718094
漏れがあっても、もう分かりません。タグつけてないし、
作者名とか埋め込まなかったので、検索も効かない。
本書帯表
晴れぬ心、ガタつく身体 三軒茶屋での鬱々たる日々!!
本書帯裏
なんだか落ち着かない世情を嘆き、年齢のためかあちこち起こる身体の不調を嘆き、貯金残高を嘆き、さらに気候と環境の変化によって趣味の釣りもままならない。八方ふさがりの毎日を描けば世界一のいましろたかしのドキュメンタリー漫画最新作!!
※このコミックスは既刊『新釣れんボーイ』の続編をタイトル変更したものです。
吉祥寺のジュンク堂で火星ダークマターの文庫本を買おうとして、
まあ2009年だかのハヤカワ文庫が店頭在庫あるはずもなく、
しかしその並びに東直己のススキノ探偵シリーズが全巻あって、
あー映画第三弾やるんだ、と今検索して分かりましたが、
それとは関係なく、ケズオ・イシグロの図書館リクエストランキングで、
日野名残りと輪足を離さないでが上位に来るのは分かりますが、
忘れられた巨人のほうが私たちが孤児だった頃より上なので、
何か口惜しいなあと思いながら諸星大二郎の新刊を買おうとして、
マンガ新刊コーナーに行ったら、本書は、店員ポップ付最後の一冊があって、
レジに持ってったら、ポップは外させていただきますね、との由。
たぶん、再利用するのでお付けできませんということかと。
たくさん売れててよかった。
食べログのレビュー読んでて、店に辿り着く迄の前振りが長いとイラッとしますが、
(おまえのその日の用事とかどうでもいいんじゃ、と思う)
別にそういう効果を狙ったわけではないです。
本書は、作者が作った映画*1のクラウドファンディング、否、出資者への、
返済とか興業風景とかの記述がまずひとつ。
次が、上に私も感想書いたモーニング読みきりの打ち合わせ秘話、
というかただたんに、プッシュしてくれた編集者が講談社正社員でなく、
フリーの人で、今マンガ制作ってそういう感じなんだ、と驚きました。
騙る人とかはさすがに、マンガ家志望者も皆編集部に確認等して裏取るだろうから、
大丈夫かな。どうかな。自己防衛は大切ですね、
頁49
電車内の男女
男「俺って
こわくない
でしょ?」
女「あ…
はい」
作者の独白 なんなんだろう
なあ…この
緊張感の無さ
実はこわかったりして。作者は何かの瞬間に立ち会ってたのか、とか。
頁61
…と
右翼の俺は つい
思ってしまうよ
釣れますか?という合いの手が入りそうな台詞。釣れんボーイ。
頁65の車中の会話は、それだけでもないと思います。
自営業や、自称なんとかで食ってる人とかにも、ネトウヨとかの人は多いので。
帯を見ると、デメキングに続き、映画化二作目やるとのこと。
でもあれは、狩撫麻礼原作で、狩撫節なので、いましろたかし色は、どうかな。
といいつつ読んでません。デメキングは、ネットの配信で見ましたが、
友近と別れたあとのなだぎが、好演しててもなだぎだった。
あと、本庄まなみ出演作って、不思議だと思いました。
なんでバンクーバー朝日軍でからゆきさん役やったんだろう。
話をハードコアに戻すと、この監督なら前田敦子出せばいいのにと思いました。
山下敦弘 Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E4%B8%8B%E6%95%A6%E5%BC%98
デモの場面は一ヶ所しかないので、闘ってると言っても、
生活と闘ってる、という感じでした。外食もあり自炊もあり。
タバコはエコー。医者はそれなり。検査多い。
パジェロはローン終わる。借家は出るかも。という展開。
嫁さんがよければ、四国に帰るのもありだと思いました。
宇宙刑事ギャバンの役者さんが一時期そうだったかなと。
でも今の境遇も、百万くらいならわりとそれなりにすすっと、
貯金出来てたりする場面があるので、田舎に行って、
人とのつながり、關係が切れるのは不安かもしれません。
メールやスカイプでない、フェイスtoフェイスはじゅうよう。
どちらにしても、公団に住むか住まないか、という選択肢があるかと。
一軒家の借家に三十年近く払った家賃がローンだったら、
いまごろ…という後悔の場面はありません。そこはいさぎよい。
書き忘れがあるような気もしますが、とりいそぎ以上。
*1: