BOX~箱の中に何かいる~(3)<完> (モーニング KC)
- 作者: 諸星大二郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/10/23
- メディア: コミック
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帯
始めようか。誰も見たことのない「終わり」を。狂気の脱出ゲームのプレイヤーは残り4人。
生き残るため、取り戻すため、魔少女との最終決戦が始まる!
状況限定ソリッド・シチュエーションサバイバルホラー、衝撃の最終巻!!
カバー裏折
“箱”の掟
➊送られてきたパズルを解くと、出口につながる扉が開く。
➋ただしパズルを解くと自分や家族の、体などの一部が消失する。
➌解けないふりをしていると、箱が「怒る」。
➍最奥部にいる「何か」に、不要と思っているものを与えなければならない。
裏表紙文句
8人いた「プレイヤー」は、4人に減った。
そして次なるステージは、光二たちの感覚までも
捻じ曲げる恐怖の次元…。
誰がゴールまで辿り着けるのか?
ゴールで待ち受ける「あれ」とはなんなのか?
失われた身体は元に戻るのか?
4人と魔少女の最終対決が始まる!
状況限定ソリッド・シチュエーションサバイバルホラー、完結!!
講談社から出ている諸星大二郎の単行本にも波があって、
モーニング本誌連載の私家版図譜は………で、
メフィストに連載した、稗田礼二郎の集英社からの出張作品、
『魔障ヶ岳』は素晴らしかったです。特にウナギ食べる場面。
- 作者: 諸星大二郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/10/10
- メディア: Kindle版
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学生時代はそんなあやかしのモノに化けるとは全く思いませんでしたが、
その人の力もあってよい作品になったのだと思っています。
で、本作は同じテイストを感じます。っていうか、モノじゃん。
- 作者: 諸星大二郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/11/30
- メディア: 単行本
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第三巻は、だまし絵の遠近無視が使われていて、稗田礼二郎が、
かつて、皿屋敷と首塚、四谷稲荷の話だったと思うのですが、
立体視は平行法も交差法もいちおう出来ると言っていて、
私は乱視のせいか両方出来ないので、(そういう点もぶきっちょ)
こういうののカンがするどい人はうらやましいです。
謎解きとかも。
最後はまあ、並行世界というか歴史改変というか、
レインマン描いてるノホシの人がこれ読んでなんて言ったか、
知りたいなあとも思いました。ファンは欲深、業も深い。
Cover Design ● LIGHTNING
以上