例によって 献血で読んだ漫画。どちらも初刷。
COVER DESIGN:柳川価津夫+辻威行(SPICE)
前巻ラスト覚えてなかったので、勝ったのかとは思いましたが、主人公同様実感がわかなかったです。そういう伏線かもしれない。
<32巻>
頁120、クイーン。コピーして目線だけ変えてるのかと思いましたが、首の角度も微妙に変えていて、手描きなのか、いまのコンピュータはそういう3D処理も対応してるのか、どっちだろうと思いました。
頁111、フキダシの動き。ふきだしが流れます。これは面白かった。
頁123の手もよかった。スポーツまんがっぽかった。
このあたり、クイーンの顔が相当変わってきていて、ともすれば30代女性にみえました。作者もやっぱ絵が変わってくるのだなと思ったのですが、33巻頁157など、気がついて懸命に戻してる感がありました。器用な人だなと。
巻末四コマが、ラインを知らない人向け既読スルー講座になっていて、基本、ブログやメールと変わらないと思いました。長文だったり、なんとなく絡むと長引いてめんどくさそうだったり。そりゃそうですね。ツールを使うのは人間なので。
<33巻>
頁48、目に炎。笑うところ。私も巨人の星未読です。アニメは見ましたが。
部活まんがとして、ひとりも取り残さない、おちこぼれを出さないというテーゼを作者はおのれに課してる気がします。まんが制作も集団作業でチームワークだからか。
頁148、もしおの意味が分かりませんでした。
モーニー((゚∀゚))ワッ!
そして巨乳和服ノーブラについてかなりまじめに書かれていました。スポーツブラと呉服の相性というか、個人の好み(着る側の)というか。府中すごい。
巻末四コマが、総合電子書籍ストアBookLive!アンケート結果より、と引用元を明記して、「少女マンガの影響で実際試したことのある仕草ランキング」を書いていました。
①あすなろ抱き 18.9%
②髪くしゃ 13.4%
③顎クイ 9.3%
④肩ズン 7.6%
⑤壁ドン 5.4%
検索しましたが、そのページは見つかりませんでした。五位が21世紀の新語として有名ですが、五位なんですね。嘆きの壁。エリコの壁。ベルリンの壁。板門店。
「肩ズン」は、電車などで寝てしまって隣の人に頭がもたれかかる行為と、落ち込んで他人の肩に頭とか額を載せる動作と、ふたつ検索結果が出てしまい、本来後者だったのが、あまりピンとこないひとの間で、前者の比喩が広まったのではないかと推測しました。そうなるとズンという言葉の響きも重すぎるので、だいたいそういうのは広まらず止まると思いました。
洗髪はこまめに。
語感に違和感はありましたが、四位はまだ分かりました。が、一位がまったく分からず、帰宅後検索しました。
上記、前者は性を特定していませんが、後者は限定しています。読者層にあっている。1993年のテレビドラマ発祥の言葉を私が知らないのは何故かとか(バブル崩壊で忙しかったか)、ここ数年巷間に広まっているのは変だろうとか、思わないではないです。
たんにスリーパーホールドではないかと、否定されてもそう言いたい気持ちが残りました。愛とは耐えること、などと安易に書けないインターネット。DV。
以上