早稲田松竹に行くとなったら、併せて行きたくなってしまい、やってまいました。すいません。
しかし、最初に早稲田松竹に行った日は木曜日で、さかえ通り奥の遅い時間までやってる銭湯がお休みの日で(後で知りましたが、昔知ってたその銭湯は閉まってました)新宿の銭湯は宵っぱりが多いですが、休みでは仕方ないので、中井に行くか、早稲田まで降りるか少し考えて、鶴巻町とか街としてぜんぜん行きたくないので(うそです)、ふと思い立って、むかし江戸川橋だか大曲だかの銭湯行ったこと思い出して、早稲田スキップして神楽坂に向かいました。
こういう所に自販機ベンダーのハチヨーの本社があって、せまいところごくろうさまですと思いました。
一軒目は電気風呂があったので、昨年夏に銀座の歩道で後方からレンタル電動自転車に追突された右手首をいたわりました。
二軒目はラベンダーの湯でしたので、タイムスリップしました。原田芋代と言ってからかうと怒る人がむかしいました。
三軒目の裏を、「ここに謎の銭湯があるんだよな」と言いながら新潮社みたいな私服の若年寄がふたり通りすぎてゆき、私はムッとしました。三軒目は露天風呂がありましたので、のんびりしてましたら、若者が入ってきましたので、出ました。
三軒目は、第三京浜同様、「第」の字が略字「㐧」の風呂桶でした。
四軒目は、風呂桶がハドソンの「モモテツ」(カタカナ。ママ)風呂桶でした。そのせいか、若いサラリーマンがどやどやいました。どこの会社なのか。あるいは病院関係者か理科大関係者か。
四ツ谷か牛込ナントカ駅の五軒目も余裕で行けそうな体調でしたが(珍しい。普通四軒が限界です私は)無理せず帰りました。はてなブログ更新があるので。それをのちに後悔する日が来るのかどうか。私の日常ははてなブログに支配されかかっています。映画鑑賞こんなにするようになるとは思いもしなかった。読書より手っ取り早くネタになるからやってるんだろうなあ。サッカーは、試合前の練習から見て、試合後も余韻にひたったり、バス待ちしたりするので、四時間は時間の余裕見てますが、映画は二時間。
もう初日の時点で、十月下旬スタートから一ヶ月以上経ってましたし、2浴場以上10個のスタンプというゆるいルールでしたし、新宿の若い住人はもうヤフオクやメルカリで転売する奴ばっかだろうと思ってたので、A賞のタオルは諦めてました(偏見)ウェブでスタンプ帖ダウンロドすれば、あらかじめ一個スタンプが印刷されてますし、スタンプ二倍デーで、二個サービスで押してくれる日に当たったりすると、スタンプ台紙埋まるのが早い早い。
二軒で十個というルールですと、逆に常連さんが先着順の景品を手にしやすいのではないか、それはそれでよいことだと、思います。
神楽坂
早稲田
弐回目は抜弁天矢来町方面に向かう予定でしたが、休日の銭湯がありましたので、ままよと早稲田方向に歩きました。子育て地蔵、そんな有名だったかな。学習院のほうでしたか、乳房榎は昔から有名でしたが、と書いて検索したら、乳房榎はぜんぜんこの辺ではなかった。じゃーなんでしたか。
とまれ、この辺は、住んでいたと言っても過言ではないほどでしたが(でも住んではいない)ここの銭湯には行ったことがなく、初めて行きました。とにかく学生もむかしほどいないし、ワンルームマンションがばんばんあったはずなのですが、老朽化したケンオクばかり目について…
その次は、スーホー豆腐とか溜豆腐とかの店、ノルウェイの森に出てきただ出てこないだのレッドピーマンのあたりの銭湯。ワンコインの一五屋ももうなし。ここも行ったことはありませんでした。この先の鶴巻町の銭湯はお休みでしたので、取って返して馬場駅へ。
栄通の外れの銭湯がマップに載ってる店かと思ったのですが、その店はもうないそうで、その先の銭湯でした。ここが、銭湯クエストとはよく言ったもので、ライブハウスの入場待ちのゴスロリだかなんかの女の子の大量集団を避け、さらに神田川護岸工事だかを避けると、もうどこをどう通ったもんだかという感じで、辿り着くのに非常に時間がかかりました。今回初かな、番台で下足ふだ預けてロッカーキーもらいました。
そのまま氷川神社のわきとか歩いて、目白まで出ました。なぜインテルナシオナルカスリックホスピタル"INTERNATIONAL CATHOLIC HOSPITAL"が聖母病院の邦題なのか。目白通りと山手通りの交差点のすぐそばでしたので、往年の、卓球台のある深夜三時までのバー"Be-girl" など思い出しました。入浴回数が一日の上限にほぼほぼ達しましたので、中井も新宿銭湯のコアゾーンなのですが、オサラバして、そっからバスで、小滝橋通り、新宿消防署方面へ向かいました。目白まで行くと人も落ち着いてる感じで、コンビニで中国人店員が中国語で中国人店員に指導する様子も微笑ましかったです。早稲田だと老人の日本人店員を中年の日本人店員が指導していて、しかしなんか理不尽な指導な気もしたので、その厄落としをした感じでした。
正直、小滝橋の銭湯はスキップかなと思ってたので、思いがけずバスで直行出来てよかったです。この辺、昔は防犯グッズの店がいっぱいあったイメージでした。スタンガンとか催涙スプレーとか普通に売ってた。今回は夜の訪問のせいか、よく分からず。
以上が二回目火曜日。
参回目は月曜日で、スタートは新大久保にしました。川崎でも曙町でも、タオルで頭をくるんだままタンベすいもってトーキングする韓国女性たちが銭湯前にたむろしてましたので、ここも裏路地ですし、そんなんかなと思ってましたが、店明け直後のせいか、ふつうにお年寄りばかりでした。自販機方式。すっごいきれいな改装したばっかの銭湯で、びっくりしました。よく考えたら、東京都で現存の銭湯は、それなりに力がこめられているので、老朽化してるところは、他道府県に比べて、却って少ないのだろうと。
隣りのチーズタッカルビ専門店が、東京よりみちかに出てたとこかもしれなかったので、みちかのアップの写真を貼りました。
そのまま戸山住宅の向かいの側の銭湯へ行きました。新宿区のスタンプラリーを、始めてしまってはみたものの、新宿区は昼からとか、休日は朝からとかやってる銭湯がないので(そのかわり夜は宵っ張りで一時までやってたりする。見るからに大変そう。早くやらないのは、ネカフェ化を懸念してるのもあると思います。北品川や立川、東中神にあるようなまんが数千冊常備の銭湯は、新宿にはない。都庁の先の、渋谷区扱いの銭湯は、地域のコミュニティサロンも兼ねてるので、多少そういう感じはありますが、でもメインの用法は地域寄合所)ハシゴするのもいろいろ考えながらです。
ここはごく普通の銭湯でした。ロッカーキーはフロントで手渡し。この方式にすると鍵持ってかれて紛失を防げるのでよいと思います。
で、三軒目に行ったのですが、なんでしたか、このへん、ナイキかなんかもあったような気がしましたが、模造記憶か。東映だかなんか、アニメスタジオがあったと思います。それでこんな名前の銭湯じゃなかったかと。
そこが臨時休業でした。私はシフトの仕事なので、決めた日にしか行脚というか巡礼は出来ませんので、その日が休業の銭湯は外してルートを組むのですが、それでこういうことがあると、その日の編成を考え直さなければならないです。でも仕方ないことは仕方ない。馬場の、モンローと高花田の看板があったあたりのほうの銭湯も最初休業中と知らずスタートして、途中で気がつきました。
で、当初考えてなかったこちらの方へ行きました。ここもきれいでした。絵人間の方がさんにんいて、ガタイのいい職人や、ガタイのいい料理人風のかたぎの人や、元気な前期高齢の人たちとの距離が、なんか微妙だった。この先のもうひとつの抜弁天の銭湯も、四ツ谷の銭湯も、月曜休みなので、それでこっちは考えてなかったのですが、距離がちょっとなのでさくっと寄り道しました。
それでこの辺で何か飲み食いしようと思って、ファミマでつくね食べました。
あとコーヒー飲んだのかな。ドラッグストアで10%引きとかのパンも食べました。このあと牛込柳町のに行きました。今回初めてかな、下足と脱衣ロッカー鍵交換方式。職場の同僚の、ときどきひとりになるとひとりごとがとまらない人の、それを見せない接客のときと、似てるご主人でしたが、むろん別人です。
それで、スタンプラリーで行くつもりはなかった鶴巻町に行きました。とてもきれいでした。番台で、脱衣所のスマホいじり禁止を音波で言われましたが、学生街だからか。でもこの辺の学校の学生は、大半が西武新宿線か中央線、変わり種で船橋方向、浮間舟渡などの埼京線と思います。このへんに下宿する学生もバブルの高騰以降ぐっと減ったはずですし、冬休みなのか少子化なのかなんなのか、とにかく閑散としてる。でも学生会館(二学?)のあたりは、フリーワイファイがとんでるのか、高校生くらいの奴とか、サラリーマンがたくさん立ってスマホいじってました。あと、中国人女性が、「中国地図!」と笑いながら歩いてました。チョングオディートウ(中國地圖)何がおかしいのか。
その後、別の日記に書いた、四川汁なし担々麺と烤羊肉の店に行って、おしまい。蘭州牛肉麺の店がありましたが、入らず。トムヤムラーメンの店に行くつもりでしたが、入らず。
四日目は、中井です。とにかく中井。一軒目は、哲学堂に近い方。タオルはありませんとのことで、じゃあもうどこもないだろうなと思いました。
二軒目は、森林浴の風呂以外すべてローズマリーでした。ここで、ひょっとしたらあそこならあるかも…いやいや、ないな、たぶん、と言われました。
三軒目は、裏から見ると、犬ヶ島というか、なんというかジャンクの城の趣で、トルマリンだかなんかの湯と薬湯でした。ここで、今回のスタンプラリーの問題点、入浴前と入浴後にさらっと別々のスタンプカード出してきて何度も押させようとするコスい客とか、二倍デーになるとめっさわらわら湧いてくるなぜかネクタイのリーマン風の客で大変というかヘンタイだと聞きました。二軒回ればそれでいいのに、あんたみたいに本気のスタンプラリーせんでええし、とご指摘頂きました。その分うっとこのリピーターになれや、ということなのでしょう。もっともすぎるご意見です。
四軒目で迷いました。だいたい毎回四軒目は迷います。ここが集中砲火の店だったようで、いっぱいいっぱいタオルは終わりましたの貼紙がありました。ガリウムの湯があった。ここならまだもらえるよ、みたいなネットのうわさの威力すさまじき哉。
最後の店は、ワイファイフリーでしたので、番台の前の休憩スペースから動かない若者やオッサンが何人もいました。抜弁天の東映湯だかなんかもフリーの看板がありましたので、同じようにうだうだしてる人がいるんだろうかと思いました。ここは浴室内にテレビがあって、入浴しながらテレビが観れるのですが、なるべくエッチな番組やって勃起させて、それをほかの客が見て、あらいやだボクを見て立ってるのかぞなもし、と、どきっとするとか、そういう展開が観たいなーと思いましたが、固いニュース番組でした。でも女子アナで興奮する人もいるかもしれない。むかし、相原コージの四コマで、パパに連れられたょぅι゛ょを見て折ったってしまって自己嫌悪に陥った友人の肩に手を置いて慰めながら帰途につく学生のねたがありました。そこは、開き直ってはだめということで。志村動物園を見て立つ人もいるかもしれない。世界は広いです。
タオルは、ついこないだまでまだあったんだけどねえ、とのことでした。抽選で250名の無料入浴券五枚綴りのB賞より、2500名がもらえるオリジナルタオルのA賞のほうが、全然いいと思うのですが、どうでしょうか。
で、中井というか落合が終わり、最後の日は、気楽に四谷から抜け弁天の最後の三軒を回りました。
四谷の銭湯は、時間帯がカチあってるのか、とにかく銭湯ランナーというか、皇居外苑とかを走って入浴する人たちでごったがえしていました。この人たちは最終的にどこに帰るんだろう。多摩川の先に家があったらこんなことは出来ないだろうな、都民、23区内在住、ヘタすると大田区や世田谷では出来ない愉楽だなと思いました。
ここの交差点までランナーいるんですが、右折すると上り坂になるせいか、見かけなくなります。右折すると防衛省、曙町。
曙町の銭湯は、まったく記憶にないです。今日一月二十七日に追記してるので、当たり前か。ただ、この近くのコンビニで、すっぽり頭からかぶる動物着ぐるみみたいなパジャマを着たアイドルユニットだかその予備軍だか練習生だかみたいな女の子が四人、ジャーマネの長財布みたいの持ってやったら超越感をこれみよがしにしながら徘徊していたのが記憶に残ってます。あの辺に借り上げのマンションとかいかにもありそうだ。
さいごは前回ボイラー修理とかで入れなかったコチラ。アニメとの関連はよく分かりません。銭湯でランフリーでも銭湯側が困るような気がします。脱衣所では持っててもダメとして、番台前ならおkで長居されるのも困ると思うので。
こうして新宿銭湯スタンプラリーが終わり、達成感で意気揚々と私は家路についたのでした。帰宅後写真を整理してウェブにあげなければ楽しい毎日なのですが。