「果しなき欲望」("Endless Desire")(<アルテリッカしんゆり2018>日本映画大学シネマ列伝Vol.5 理論系教員の激推し大会(1) 哲学者・田辺秋守准教授が選ぶ、今村昌平の初期「重喜劇」3本)劇場鑑賞

英語版Wikipedia(日本語版はナシ)
https://en.wikipedia.org/wiki/Endless_Desire
http://kac-cinema.jp/theater/detail.php?id=001136

http://kac-cinema.jp/images/retsuden5.pdf
[1958年/白黒/シネスコ/1h42/35mm]
原作:藤原審爾、監督:今村昌平、脚本:山内久今村昌平、撮影:姫田真佐久、音楽:黛敏郎
出演: 長門裕之中原早苗

今村重喜劇の誕生作。終戦直前に埋めた軍のお宝を掘り出そうとトンネル掘りに暗闘する四人の男と一人の女の物語。サスペンス風に進行しつつ、強欲なメンバー同士の内輪揉め、裏切り、因果応報を描く悪漢ドラマ。

出演はほかに/渡辺美佐子/殿山泰司/西村晃/小沢昭一/加藤武/柳沢真一/菅井一郎etc.
殿山泰司劇団ひとり以外、誰が誰だか分かりませんでした。どれが長門ひろゆきだったのか。
新宿の帰りに、木曜千円デーで観た映画。入りは多くありませんでしたが、笑い声は非常に多くて、しかも、私は声を立てるほど面白くないかったですが、みんなあったかく笑ってました。なぜだろう。
音楽が、超下戸・極右のまゆずみで、なんか目を引きました。まゆずみの極右ぶりは、1979年刊行の酔っぱらい読本七巻収録下戸座談会(正義の味方との副題がついてる)で、同席した他の下戸、大西信行小沢昭一西村晃山藤章二矢崎泰久が穏健派なのに対し、ドライ革命急進派とでもいうべき過激さで、極端な主張を繰り返していて、おおいに笑ったことがあります。断酒ならぬ憎酒、下戸界のロベスピエール
https://kotobank.jp/word/%E5%8F%B3%E5%85%9A-441019
2016-07-31『酔っぱらい読本・漆 -A BOOZE BOOK 7-』読了
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20160731/1469971851
同じ日にカラー写真でこの時代より少し前の日本を見たばっかでしたので、ひところハリウッドで流行った、白黒映画のコンピュータ彩色、あの頃はその意味が分かりませんでしたが、カラースライドがあって、どんな色がナニについてたか分かるのなら、映画にも色つけてみたくなる気持ちは分かる気がします。誰かこの時代の邦画に、彩色してみてもいいかもしれません。絶対おもしろい。(最近若者言葉で、「絶対おいしい」とかがあるので、真似してみました)
お話に出てくる肉屋の苗字が金山で、よかったです。あと、おかめとひょっとこの刺青、なんでこんなん入れようとおもたはったんにゃろ。みたいな関西弁です。姫路的兵庫。途中で、劇団ひとりが姦婦にしっぽりみたいなところで寝てしまい、脱獄囚に姦婦がヤラレチャウ〜あたりで起きました。岡本喜八スラップスティックですが、この人もそうなんですね。豚と軍艦はあちゃこちゃで上映されたりしてまんのやが、見る気がしませんでした。つぎ見るかしれへんだ。以上