http://www.ks-cinema.com/movie/taiwan2018/
王家的紋章- 维基百科，自由的百科全书
https://zh.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E5%AE%B6%E7%9A%84%E7%B4%8B%E7%AB%A0
細川智栄子あんど芙〜みん Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E5%B7%9D%E6%99%BA%E6%A0%84%E5%AD%90
楊林 曖昧さ回避 Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%8A%E6%9E%97
主題歌を検索したら、作詞が朱天文で、私はその人がホウシャオシエン映画の脚本常連であることも知らず、国書刊行会の「新しい台湾の文学」シリーズで見た名前としか認識してなくて、で、妹が朱天心であることも知らなかったでした。何しろ私はいまだに夫殺しの李昂とグリーンディスティニーのアン・リーは同姓同名の同一人物ではないかと疑ってるくらいなので…
朱天文 Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%B1%E5%A4%A9%E6%96%87
ナイルの娘 Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%A8%98
連休明けの平日昼間にも関わらず、ほぼ満席でした。ホウシャオシエンの希少映画ってことで、監督本人は不満だということですが、それだけ志が高かったのだなと。じゅうぶん素晴らしい出来だと思います。ポニーテールは振り向かない。
私のような漢語学習の初心者に最適な映画とも言えます。必死にくらいついてビャオジュンなグオユィーを共通会話としている社会の、流暢にさべらなければならぬ的な会話を聞いてるだけで、その後よる中国語に行ったですが、"吵過大架"とか"難看死了"とか、知ってても日頃すらすら出てこないセンテンスがぽろぽろ出てきました。台湾語/ホーロー語/閩南話は、冒頭で主人公のオバサンが「じゃっぷんよー」という以外は、また逢えたね的なホウシャオシエン映画常連老俳優李天祿がさべるだけです。
中森明菜が流れるケンタッキーとはどういうものかとか*1、ジープでキャンプに行く道中のBGMがウォークライクエジプシャンだとか、80年代映画なのでどの若者もジャケットで肩パッドすげえですが、そもそも衣紋かけ入れてるみたいな肩パッドって、中華世界の上海摩登が発祥なような気がするなぜなら三毛流浪記にも出てくるから肩パッド、とか思いました。以下後報
【後報】
（同日）
【後報】
口パクとのコメントもついてる四十代のヤンリン在簡体字地域。
この動画はそのうち消える悪寒がしますです。
あと書き忘れたこととしては、生徒が多過ぎるから二部制で夜間なのか、もともと夜学なのか分かりませんが、高校夜間部の教師が書いた"屁有四種"を書き写そうとしたのですが、出来ませんでした。で、この教師が、給与が出ないから最後の授業、で、荊軻を取り上げたので、そこで初めて笑った観客がいました。もっと笑えばいいと思うのに映画です。
あと、クールの意味で、"酷"を使う箇所があり、台湾は'80年代からクールという単語を取り入れてたのか、私なんか21世紀まで知りませんでしたよ、と思いました。服装やカフェバーみたいな店内の内装は日本の'80年代とまったく同じなのですが、バイト同士の無駄な会話もストーリーもドロボーも、すべて日本とは違います。素晴らしいめくるめく体験でした。以上
（2018/5/10）
【後報】
台湾巨匠傑作選2018開催によせて（無記名）
1952年磁気テープによる映像記録・ビデオテープが開発されて、フィルムに替わる上映素材となると期待された。しかし、フィルムは解像度は高いが大きく重い。安価で操作が簡単な上映素材が切望されていた。しかし、ビデオテープの解像度は、どうしてもフィルムに追いつかない。その以前から映像はデジタル化の路を模索していた。「デジタルとは0101の2進法の配列により信号を情報化し運用する総体的事柄をいう」。なんのこっちゃだが、今や、パソコンにTVに「デジタル映像」は日常的に飛び交っている。映像素材としてのデジタルの問題は解像度であった。DVDは、フィルムの解像度にはほど遠く、映画館の上映素材として使えるものではなかった。しかし、デジタルの進化は著しく、DVDの普及から数年でMD、4K、8Kと急速な勢いでフィルムの解像度を凌駕した。補正やコピーが簡単そしてコンパクト。もう後戻りはできない。
（2018/5/12）
*1:答え：くんだぁじー
