蝉の声に、青い風が通りすぎる。

相武台前

箱根関所
江戸時代、関所は旅人の悩みの種でした。
破ることのできない、天下の険ですから。
足軽は、遠見番所と呼ばれる監視所から
芦ノ湖をすみずみまで、監視していました。
船一艘、通しませんでした。
写真は、その遠見番所から眺めた風景です。
箱根登山バス「箱根関所跡」からすぐ。
明治より廃止されていた箱根関所を、
平成十九年に完全復元しました。
少し緊張する関所も、いまは平和な感じ。
夏は、蝉が鳴きます。風が、さわやかです。