『 よつばと! (14)』 (電撃コミックス) 読了


私は本にカバーをつけないので(本屋勤めしてから書名が読めない状態がうとましくかつめんどくさくなったし、カバーなくても表紙を大切に扱える自信がついた)これはほかの人の本です。カバーまでよつばとはすごいです。

Enjoy Everything

Yotsuba &!

カバー折には「いつでも今日がいちばん楽しい日」とあります。そんな、今日一日みたいな発言…

帯は上質のクラフトナントカみたいな紙で、「世界 vs 子供」裏は、獲った賞と発行部数、海外翻訳状況。帯折り返しに、祝15周年のイベント告知など。
初出は奥付に記載有りますが、装幀は記載箇所見つけられず。企画・制作=よつばスタジオ 里見英樹 がそれにあたるのか。この「スタジオ」はアルファベットで書くと"SUTAZIO"です。カバー折り返しより。

よつばと!(14) (電撃コミックス)

よつばと!(14) (電撃コミックス)

正直最初の三話ほどは、よつばも頭身でかくなってるし、女子高生がヨガ行くとかバタアシ金魚みたいだなとか、予定調和を崩さないよう「よつばと!らしさ」を見失いつつある中、必死で過去のマンガとか見返しながら、そうだよなーこう来たらあさぎならこう返すよなとか、考え考え地雷を踏まないよう描いてる気もしました。それが、東京行き前夜から、爆発的に面白くなる。キャラが走り出したのか。
ヨガスタジオとかスーパーとか東京のターミナル駅構内とかで、空気読まない発言をしてますが、その発言を回りが気にする描写って、以前からあったかな、とふと思いました。そもそも連載開始時点は、まだ、発達なんとかとか一般的な用語でなかったろうし、そういうふうに語ったり語られたりする主旨ではないだろうと思いますが、そういうことを言いたい評論はもう当然あるんだろうなと思います。十四冊も出て大人気だと、さすがに。

・原宿はむかしシアトルカフェだかコーヒーが出来た時すごくうれしかったです。その後のスタバはいまだに利用方法が分からない。クレープは海老名でも食べれるので特にないです。というか、もうあの生地は、天津煎饼を連想するのでダメ。
・代官山のツタヤとかどうでもいい。
・えびフライとえびのてんぷらは違うので、星占いのラッキーフードがえびフライだった時は、えびフライ食べに行きました。なんとなくですが、ただのクルマエビより、さいまきえびと呼ばれるものを上質の油でカリッと揚げてさいばしで出してくれるとか、そういうものに弱いと思います。パナイエビとかバナナエビとかでは百年の恋もさめるのか。鶴見俊輔
ビスコ、縮小コピーすると楳図。
・商店街のポイントカードといえば鴨宮のひかりスタンプ。
・自動改札はなぜ関西でまず浸透したのかをここに書くつもりはありません。
西武線はそう書いてあるから西武線でFAですが、終点が池袋だからと言って西武池袋線と決めつけるのはいかがなものか。530円ってだいぶ遠いですね。飯能からでも470円だった。実は町田や津久井辺りまで西武線が伸びてる並行宇宙が舞台という可能性はないでしょうか。
・いっけんLINEに見えますが、Cメールも今はそんな画面なので…
戸越公園でしたか、フクロウだかワシを連れて散歩してる人がいました。
・よつばが落葉帰根。
・子どもは興奮して詰めこみすぎると、リミッターがかからないので後で吐く。私がそうでした。回転テーブルの中華に生まれて初めて行った時と、森の別荘でバーベキューだかなんか初めてやったとき、ともにゲロしました。
ミニクーパーは品川ナンバーなのか足立ナンバーなのか練馬ナンバーなのか。まさかの世田谷ナンバーか。八王子や多摩ナンバーではないと思います。袖ヶ浦や柏、習志野でもないと思う。スモウや湘南横浜川崎では、まあ、ないと思います。なんでそんなことつらつら書くかと言うと、名変だか車庫証明だかアレしないで前のナンバーのまま所沢ナンバー地帯で乗り回す可能性を考えたから。

・最後の神田橋IC、「閉鎖中」の表示が出てる方、コマの絵ではカラーコーンとハイエースみたいなワンボックスが止まってるだけですが、閉鎖中なら、上のストビューの写真見たく、バッテンの電光がついた踏切の遮断機みたいな竹棒がおりてるんじゃいかと。橋の欄干からみるに、ストビューは上り下り逆の入口写真と思いますが、棒はどちらもあるはずなので。作業の車を止めるスペースがないので、こうなってるのかなぁ。
以上