Tokyo2020に乗り遅れないためのTOKYO SPORTS STATION #10フェンシング編Olympic Sports


JR横浜線

正面から、敵の背中を突く。
向かい合う相手と高速で駆け引きを行うため、
卓越した剣さばきが求められる「フェンシング」。剣をしならせることで
相手の背中を突くなど、ハイレベルな技の応酬からは目が離せません。

【フェンシングとは?】
ピストと呼ばれる細長いコートで、剣で突いてポイントを奪い合う「フェンシング」。個人戦は15点先取、団体戦は5点×9試合の45点先取で勝敗が決まります。「エペ」は全身、「フルーレ」は
背中を含む胴体、「サーブル」は頭や両腕を含む上半身と、攻撃範囲の異なる3種目が行われます。

相打ちの条件、0.04秒以内。
フェンシングの3種目の中で、唯一“相打ち”が存在する「エペ」。0.04秒以内で突き合った
場合は、相打ちとして同時に得点が入ります。いかに相手より素早く攻撃できるかが明暗を
分けるため、緊迫感あふれる超高速な攻防が見どころの種目です。

城の廊下で戦っている。
城の廊下で行われた騎士の決闘が由来と言われ、
幅2m・長さ14mと、細長いピストが
舞台のこの競技。当時、後ずさりして越えると
臆病者と言われた境界線が、現代のピストにも
両端のラインとして残されているのです。
※諸説あります。