- 作者: 小山愛子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/09/29
- メディア: Kindle版
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連載担当二名、単行本編集責任一名、単行本編集三名(うち一名所属プロダクション記載)、企画協力一名。
●ILLUSTRATION/小山愛子
●DESIGN/徳重 甫+ベイブリッジ・スタジオ
帯は帰郷の話。裏表紙のメニューはミートソース、フルーツサンド、クロックマダム。
クロックムッシュは知ってましたが、クロックマダムという料理もあるんですね。頁124。
Wikipediaのクロックマダム。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%A0
クロックムッシュに目玉焼きを盛り付けたものである
https://fr.wikipedia.org/wiki/Croque-madame
Wikipediaのクロックムッシュ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%A0%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5
https://fr.wikipedia.org/wiki/Croque-monsieur
なにもこんなところでジェンダーが出なくてもと。いや、別にそういうわけでもないのかな。
表紙で、なんでこの賄いの子は冬でもホットパンツで台所に立つのかと。底冷えしないのか。
郷里のおさななじみの男の子はまだ、「高校生」という属性以外何も語られてませんが、部活に打ち込んでるんだったかな、なんだったかな。忘れました。青森駅を降りると、目抜き通りの先にドカンと青森山田高校があって、すっごい目立つと思ったのを思い出します。でも今地図検索したら、青森駅から全然離れていた。また模造記憶か。この同級生の男子は、どこの高校で何をやっているのやら。
こんなに青森雪深いのかなあと。冬行った時、確かに雪がありましたが、それ以上よく覚えていません。すーちゃん(桃🍑はな)は青森でも関西弁というか芸妓のことばを貫いてるので、ほんとは関西から青森に転校してきたとかそういう前史があるのかと思いましたが、連載中に同様の読者からのツッコミがあったのか、頁98でなんかうまく丸めたフォローがあり、それで説明されるのも苦しいかなと思いました。
頁45のクリスマスケーキのはなし(ひとりだけ食べさせてもらってない)は、やっと出た水商売と京都のイケズ炸裂と思いましたが、そういうふうには仕立てられておらず、回避させやがったと思いました。
頁132、この若さでかきもち作りに積極的に取り組む四声姿勢は素晴らしいです。頁116の、縁側でおもちを乾燥させる時間描写がよかった。冬のひだまり。
前の巻にもありましたが、そういえば、このまんがの単行本は、おまけまんががあります。四コマではなく超短編メニュー。
頁55の「福玉」という習慣は知りませんでした。
お雑煮は、角餅の焼餅は出ません。だからなんだという話ですが。以上