『 ゆりあ先生の赤い糸(1) 』(BE LOVE KC) 読了

ゆりあ先生の赤い糸(1) (BE LOVE KC)

ゆりあ先生の赤い糸(1) (BE LOVE KC)

  • 作者:入江 喜和
  • 発売日: 2018/07/13
  • メディア: コミック
COVER DESIGN❖小沼早苗(Gibbon)

傘寿が主人公の少女漫画があるのだから50代の少女漫画があってもいいと。主人公50代既婚。

作者が才木甲走ってることは、『杯気分!肴姫』の頃からみんな知っていて、『のんちゃんのり弁』『宮本から君へ』ともども、新井英樹では忘れさせることができない、どうにもならないイケメン元カレクズ男がいるのかしら、と、当時は思ってましたが、よく知りません。『昭和の男』は、さらっと読みましたが、最近、新井英樹が家建てる時入江喜和の父親から金借りた話を書いてたので、改めて『昭和の男』読み返すとなんかあるかもなと思います。それからしばらく知りませんでしたが、気がつくと『おかめ日和』というマンガがたくさん出ていて、へーこんなマンガも書けるんだと目からウロコでしたが、最近、子どもの保育園のママ友みたいな人が直球でモデルだったとどこかで読んで、それでは、その人に作者は救われたなと思いました。というのも、『たそがれたか子』はその辺に落ちてるはずですが見つからないのでロクロク読んでませんが、お酒の話をインタビューで話してみたり、いまさらはてなダイアリー始めてやめてアメブロだかどっかに移ってみたりと、更年期というか、かなり軸がブレ出したと思っていたので、その前のふくよかな主人公とツンデレみたいな鍼灸師とのカップリング漫画は、これを書いておいたおかげで、こういう漫画もかける人と認知されたその点で、よかったと思うです。

それでこの漫画ですが、作者夫妻としか思えない夫妻とそのきょうだいとかオヤがいて、子どもはいなくて、それでおっさんずラブとか弟の彼氏とかと同じ状況が、BLを大人買いして読むだけが人生の愉しみとこれもどこかで書いていた作者にもし訪れたら? 新井英樹にそのケがなくても、LGBTQ? っていうじゃないスカ。クエスチョンの領域の人がいるわけじゃないスカ。開発されちゃうカモネの人がいてもインカ帝国じゃないスカ。しかしそれでも頁146最初のコマのような顔になるだろうと。BLざんまいの読書生活であっても、いや、で、あるからこそ、頁146最初のコマのような顔になるんじゃいか。老舗旅館のあとつぎの28才美青年が自分の旦那にホレるものなのか、しかも、その導入が、映画談義とか、ほかに接点構築しようにも構築出来なかった残念びんしけんですが、新井英樹の映画談義でひっかかる若い男がホントにいるのかどうか、頁146最初のコマの顔。

以上