弥生美術館「❖画業60年還暦祭❖ バロン吉元☆☆☆元年」鑑賞

まちだことばらんどでチラシを見て、行こうと思い行きました。

http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/exhibition/now.html

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祝 さいとう・たかをより 御祝バロン吉元様 株式会社双葉社代表取締役社長

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祝 画業60年還暦祭 バロン吉元☆元年 上村一夫オフィスより

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祝 バロン吉元先生 ながやす 巧

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御祝 小学館

何かと抱き合わせで行こうと思い、ムンク展と抱き合わせで行って、またこととい通りをだらだら歩きました。弥生美術館が根津にあって、根津美術館は青山にあります。青山二郎とは関係ありません。

www.nezu-muse.or.jp

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弥生式土器発掘ゆかりの地

しのばず通りとの交差点のスーパーでアジフライ買って食べました。

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保護者の方へ  本展には、一部刺激の強い作品が含まれています。お子様をお連れのお客様はご注意いただきますよう、よろしくお願いいたします。

美術展にはR指定とかないんだと思いました。しかし館内にはこの日、子連れの方も来られていて、「かわいーねー」と女の子がママにゆってました。女の子だと思います。たぶん。一部除き撮影可はこの美術館初の試みだとか。

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男柔侠伝 嚆矢の章10 1978年(昭和51)3月16日号 『週刊漫画アクション』(双葉社) 本編原画

お言葉に甘えて撮った写真。バロン吉元以外の方の絵が、撮影禁止マークついてたと思うのですが、どうでしょうか。

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レタリングのところで、あすなひろしの名前が出てて、へぇーと思いました。漂泊の漫画家。また、手書きのカケアミがすごい箇所で、その時期(四十代かな?)の原稿がありました。人間一時期はしつこくなるんだなと。

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カケアミ云々より、神奈川県警なのは何故かと思いました。写真もメモもとらなかったので曖昧なのですが、下描きせずにペン入れるんだか、コマ割りやネーム作らず直接原稿用紙に描き始めてしまうんだか、どっちかだったかの説明がありました。それで全身像とか多いんだなと思いました。そういう師匠のもとで誰が育ったかというと。

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バロン吉元←アシスタント—鴨川つばめ

弟子も「マカロニ2」ではサインペン殴り書き直原稿という荒業を。あと、交友関係に山松ゆうきちはいませんでした。はらたいらも。

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今読んでるマンガ作品

ボーイチとか、同じ角度の同じ向きの同じ絵同じ顔ばっかじゃん、と思うのですが、様式美が好きなんでしょうか。

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最新作の絵だとか。首と頭、顔だけ見てると山口貴由っぽい気がしないでも。シグルイとその前のヒーローものしか読んでませんが。

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その前?

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明けの明星 第1話 オレ 神代京都なのである 1982年(昭和57)9月9日号 『コミックモーニング』(講談社) 扉絵原画

その前の絵。なんで京都なんでしょうか。講談社の花輪云々より、モーニング副編集長の事件どうなったかが気になります。

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バロン吉元のロボたこ踊り

これが会場では動いています。とまることなく。娘さん幼少時の親子写真をみると、大村崑がワルになったかのようです。うそです。

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十七歳その㊁ 新幹線ブルース 17歳シリーズ NO.6

話が前後しますが、独自レタリング云々を物語る扉絵。21世紀の現在、高校生が歩合制の熾烈な戦いの新幹線売り子やれるんでしょうか。自衛隊は、十代で入行する陸軍幼年学校みたいな学校があったように思いますので、その話なのかどうか。

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昭和柔侠伝 第三話 勇猛なりその㊉

悲情城市かと思いました。

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「バロングラッセ」とは・・・? 「画業60年還暦祭 バロン吉元☆元年」 開催を記念した、期間限定のオリジナルホットドリンク「バロングラッセ」。 カプチーノをベースに、バロン(=マロン(栗))とアーモンドスライスをトッピング。 お好みでラム酒を加えれば、グッと大人の味わいに。 バロン(=男爵)にちなんで添えられたポテトチップスもご一緒に。 ※ノンシュガーのため、お好みでお砂糖を加えてください。 バロン先生による「お言葉みくじ」のおまけ付き! どれが当たるかはお楽しみ。 ありがたいバロン先生のお言葉をかみしめよう。

おみくじ引けず残念閔子騫。でも入れ替え後にまた来ます。たぶん。ラム酒の罠にはまらなくて本当によかった。撮影自由と言われても、可能な絵を全部撮りまくるようなわけにはいかないものだと改めて思いました。画素数も八百万と大したことないので失礼な気もします。三階の展示、高畠華宵もいいと思いました。でも鎌倉に鏑木清方を見に行きたくなりました。以上