おかべたかしの『くらべる世界』に登場する、イギリス人がパンに塗布する調味料です。忘れそうだったのですが、鼻差で思い出したので、献血に行ったついでに輸入食材屋を覗いて、成城石井にあったので買ってきました。オーストラリアのベジマイトはないかったです。カルディも覗いてみましたが、カルディにはなかった。しかし、アプリコットジャムとか柘榴のジャムとかハンガリー産のハチミツだとかアルゼンチン製のハチミツだとか、いろいろ珍しくておいしそうなパンに塗るものが高くても六〇〇円台でズラリ並んでいるのに、よりによって八〇〇円相当で、塩味の、なんだかよく分からない魚醬というか塩辛みたいな味だけれどイギリス人が朝食にニシンを食べる民族ということとは無関係な、ベジー御用達みたいな謳い文句の、ヒマシ油というか梅肉エキスというか、みたいな食べ物を買ってこざるを得ないとは。イギリス人ナニ食べてんねん普段。
あと、おかべたかしの上の本からは、本場イギリスの胡瓜サンドを食べさしてくれる銀座のお店に行ってみたいです。
(1) ゴルゴ13の血を輸血されて同じ能力を持つようになった少女のエピソード、何故かストーリーはその設定をいかさずに終わりました。「死体から死体への輸血ってのはできるのかな…」戻したら能力と書いてちからと読むを失った、みたいな。
(2) 献血ルームにあったタウンニュースを読んでたら、横内謙介が連載してて、しかもそれで、ラッキィ池田が厚木でダンス教室やってるとの情報を書いてました。そりゃすげー。ほんとに。
(3) 久しぶりに本屋で外国小説コーナーに行きました。フィフティ・ピープル結局買おうかと思って。其の支店はたまたま売り切れてましたが、当該書籍の読書感想で「脱北者は出ません」と書いた点とは無関係に、脱北者の韓国適応問題を描いた小説が翻訳されてました。朝鮮族を描いた韓国小説は見当たらず。大上段に構えたゲージツ小説(女流作家)があり、帰宅後各種メールを引っくり返したら、それを知人が「評判良いそうです」と知らせてくれてました。でも多分読みません。
えんれんか(閻連科 - Wikipedia)の年日月の邦訳とか、井波律子の中国奇想小説集とかありました。後者の帯に書いてあった「シャオチェン」の漢字が思い出せず、検索しましたが、平凡社公式にもアマゾンにも紀伊国屋にも作者ツイッターにもなかった。意気消沈のちんは"沉"になりますが、それとは違う字だったかと。"烧钱"ではないし、なんでしたか。下記とミステリマガジンの華文ミステリ特集は、迷って結局買わず。
下記を読まねばと、帝京大学での訳者講演を聞いた時から思ってるのですが、まだです。
(3) 岩手なんとか鳥の鶏皮が安かったので買いましたが、400g買っても、大半はチーユになりますので、目減りします。牛の横隔膜も同じ。油要らずで炒めものが出来るくらいかな、メリットは。
今日の残りも、明日も、穏やかに、静かに、落ち着いて、平和に。そして、出来ることなら、自分も周りもみな、しあわせにすごせますように。