『目でみることばのずかん』(『目でみることば』シリーズ)読了

 相鉄瓦版256号特集で著者が紹介されていたので、読んでみましたトゥウェエルヴ。デザイン 佐藤美幸(keekuu design labo)編集協力(有)SPOON BOOKS 編集者未記。

目でみることばのずかん

目でみることばのずかん

 
目でみることばのずかん

目でみることばのずかん

 

 これまでの本を、「ずかん」をひらがなで識る年代向けに再編集、サイズも写真も大きくした本です。大きいから写真がより見やすかったりインパクトが増すかというと、ここで初めて本シリーズカメラマン山出高士のスゴ腕に気づくという(全然関係ないけど、ジュニアが司会で三ツ矢雄二が、否、神谷明がナレーションの番組終わってたんですね、*1しかもその番組タイトルを検索しようとすると、何がなにやらなサイトが上位に来るという…商標登録間違えたのかNHK)次第で、判型まで考えてシャッター切ってたんだなあ、ベテランの仕事師はという。この本はカメラマンの名前は書いてあるのですが、プロフィールを載せておらず、再録写真なので、矜持かなんかで載せてないのかと余計な気を回したりしました。再録なので、これまでの巻では取材協力一覧だった人や場所や団体は、"Special Thanks"になってます。

前半見開きが写真、後半見開きで文章やコラム、の後半がないので、読み聞かせようとする側はアンチョコなしでの戦いを強いられることになります。だいたい分かるんですけど、私なんか、ヒラメは左向きでカレイは右向きと覚えてますので、違う説明が出て来ると、「いや~真偽確かめようにもスマホ持ちじゃないんでぇ」と言うしかないです。「瓜二つ」の写真が、\胡瓜も瓜の仲間!/の吹き出し付きで胡瓜になっていて、ウリでないことが分かりますので、「いや~オレ瓜にはちょっとうるさいからさー、へちまもまくわうりもはやとうりもひょうたんもどんと来いなんだけどね、ホントは」と減らず口叩き放題出来ます。果物は木になる、野菜は地面からなる、の箇所で、だから西瓜は野菜、と書いてあるのですが、「ねーねーおかーさーん(おとーさーんもしくはほごしゃー)爹、じゃーイチゴも野菜なの?」と訊かれたら「ちょっとタバコ買って来るわ、あっ値上がり続きで家計が苦しいから禁煙したんだっけ、アイコスも人にあげたし」と言ってごまかすしかないかもしれません。

一度読んでるはずなのに忘れることの多いこと。「ちょっかい」も「ぶっきらぼう」も忘れてました。「どんぐりのせいくらべ」は、どんぐりを立たせるためのオットピン接着剤が見えまして、前の版でも見えただろうけど、大きい写真だとより見えるなと思いました。

ブッキラによろしく! 2
 

 「目白押し」はありませんが、「頭隠して尻隠さず」は巻頭です。以上