『7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT (8) 』(ヤンマガKCスペシャル)読了

装幀/柳川価津夫+大野裕介(SPICE)  初出はヤンマガの去年と今年の号。 

 巻末にスタッフ紹介と参考文献一覧。神戸外大指教授のコラムは三個所。(1) 難治を乗り切った名君エリザベス1世の時代概説。(2) アルマダの真実。元寇なみの自滅だったとか。スペインでは誰も無敵艦隊と呼んでなかった。が、イギリスが呼びだしたそうで、それも、勝ってからジョンブル特有の皮肉を込めてそう呼びだしたとか。(3) 聖書が女性の男装、男性の女装を禁じていたという聖書あるある。申命記だとか。で、それとの関連がむずい、英国では芝居に登場する女性は声変わり前の少年が演じていたという風習の、なんじゃそりゃについて。かごんま。

今、ヤンマガには花沢健吾の忍者漫画が連載されている筈なので、それを意識したかのような英国王室御用達の貴族くのいちが登場します。目的はシェイクスピアの秘密を探ること。くのいちの名前が「ジョウン」で、韓国人かと思いました。

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ちなみに、統一展望台はトンイルチョンマンデー。

エリザベス女王は歯が悪いようで、虫歯を抜かないでだましだましで暮らしているので、その暴発がすべて部下へ向かう感じかなと思いました。

ハロルド作石画業30周年!! & ハーベイ賞受賞!!

連載中にこういう賞を受賞したそうで、巻末にルポまんがでも載るかと思いきやありませんでした。誰かに似てるんだが、さて誰でしょう、正解を伝えられぬまま春です。以上