たまたま通りがかったので見ました。二年前に後ろからレンタル電動自転車に追突されて右手首骨折した場所を、たまたまで何度も通る私という人間は、やはりどうかと思います。
キネマ旬報創刊100年記念 映画イラストレーター 宮崎祐治の仕事 | 国立映画アーカイブ
映画雑誌というと、図書館で切り取られる被害に遭う確率がナンバーワンかツーの雑誌で、だもんで閲覧等もチビしく制限がついたりする図書館も多いのですが(TSUTAYA図書館なら一律販売品のみにするのだろうか)このイラスト展のすごいところは、往年の懐古だけでなく近作もバンバン入っていて、観る者の技量を問うてくる点です。
上の写真見ても、右上のジョーズは分かるのですが、その左隣の赤い部屋のボブの女性が分からず、館内展示でも見つけられず、係員の女性に「展示、入れ替えとかあるんでしょうか」と聞いたらそれはないとのことで、なんだか分からないままです。右下は展示があって、ギレルモ・デル・トロの牧神パビリンスラビリンスだそうで、観てないので、エイリアンか美女と野獣かと思ってました。その左のくっさいオッサンは不明。その左隣は、たぶん初恋の来た道、原題が"我们的父亲母亲"だったか"我们的祖先"だったか忘れました、なのですが、館内だと、若きユダヤ人富豪とケコーンしたチャン・ツィイー章子怡Zhang Ziyi単体のイラストしかなくて、この、弁当を手渡す場面はありません。台湾映画「軍中樂園」に、この映画のものっそいパロディといえばパロディの場面があるので、今ではそれを思い出さずにはおれないです。
左下も展示があって、フレッド・アステア。ショーン・コネリーの右横も分からなくて、館内の展示で海街ダイアリーだと分かりました。ほかのイラストは、ふいんき摑んでるといえば摑んでるのですが、これ、どうかなあ。三女以外ノーコメントな気瓦斯。
綾瀬兄さん男前。もいっこ撮影可能スポットがあって、バーバーそら豆の店長です。
チラシの左上も分かりません。ハンディカム片手の赤い女性。ユーチューバーではないでしょうし。河瀨直美かな? その下の老人と子供は、なんか分かったと思ったのですが、忘れました。その下のバレエも同じく。右上のガンマンも忘れました。その下はパタリロ!ではなく石原。その下はハン・スーインでないほうの追憶。
これ、行きたいですが、翌日も仕事なので、そこが心配です。織田裕二について語ったり、一色信幸について語ったり、「濡れて打つ」の続編をただいま製作中という事実はありません、と語ったりするのだろうか。いいなあ、と思います。
この企画展、現場に行くと、英語中文ハングルの展示案内が置いてあるのですが、ウェブにはそこまでの紹介がなく、英語版のみ少し記載があって、で、詳細を、"For more detailed information, please see the following page (in Japanese) ."としています。なんで?と思いました。ちゃんと訳したものが現場にあるのにウェブにあげてないって、変な話だと。
ので、いちいち打ち込む気力はないのですが、画像としてあげておきます。
以上