『フットボールネーション (14) ―残酷―』(スペリオールビッグコミックス)読了

 装幀:関 善之 for VOLARE inc. 2019年7、8、11、12、15、16、19、20号掲載

フットボールネーション (14) (ビッグコミックス)

フットボールネーション (14) (ビッグコミックス)

 

 偶然発売日に書店開店時に入店して、ビニルかけてない状態で積み上がってるの見て買いました。連載10周年だそうで、帯裏に右のロゴがついてました。ギラヴァンツ北九州

松井大輔選手(元日本代表/横浜FC)、感嘆!!

「もっと若い頃にこの一冊に出逢いたかった!」

累計140万部(紙+電子)突破!!

海外に出てプレーしてみて初めて肌感覚で分かる事が、日本で漫画で読めて理解出来るというこの幸せ。自分も もっと若い頃にこの一冊に出逢いたかった!保護者や指導者の皆さんも、必読です。by 松井大輔

松井選手×大武ユキ氏特別対談も収録!!

作者が顔出しNGの人であることはこの対談写真で分かります。胸元が開いていると感じた方は、本書には具体的にどうやったら「腹腰圧」呼吸をマスター出来るか書いてないので、マスターして、かつ6パックに腹を割って下さい。保護者や指導者の皆さんもこれを読めば、宇宙開発はその選手が悪いんじゃないことが分かって、パワハラしなくなると思います。槇野とかも6パックですし、クリロナは何故6パックなのに正確で凄いのかの説明はない。同じコマーシャルやってた横浜F・マリノスの中澤の立場は。

そんな感じです。現状、日本人選手は何故駄目か、どこが限界なのかは、勝てない試合を観てればなんとなく分かる気もするのですが、「こうすればいいんだよ」の成功例が結局机上の空論のまんがのままで10年来てしまったので、いい加減読者も立ち止まって考えると思います。この巻は、具体的なトレーニングのしかたが書いてないのも痛い。

湘南を考えると、いいからさっさとパワハラ防止しつつかつ勝てるチームの作り方を漫画でやってくれよと言いたくなりますが、それは多分私だけです。

www.youtube.com

https://nl.wikipedia.org/wiki/Hoerenjong

"Hoerenjong"とはオランダ語の悪口らしいのですが、サッカーだと"beat it"みたいな意味合いもあるのだろうかと、動画等見ながら考えました。ビッグクラブにこんな無名で有能な新人いるとか、とつぜんメンヘラメルヘンの世界が始まったので、ちょっと引いてしまったところで次巻へ。ロナウジーニョや礒貝のぽっこりお腹ではないことは、自明ということで。

 以上