本を少し整理しました

f:id:stantsiya_iriya:20191031160023j:plain

春なら花曇りというのでしょうが、秋なので、どういう曇りといえばすてきなのか分かりません。ラジオ体操して、ストレッチして、落ち葉を掃いて、砂利を撒いて。私は、憮然の意味、間違ってる多数派に属しています。しかしこれ、何故若い世代は復古で正しい意味に回帰してるんだろう。何を読めばそうなるのか。

「憮然」「砂をかむよう」の本来の意味は? 日本人の約6割が勘違いしていると文化庁の調査で判明 (1/3) - ねとらぼ

また少し本を整理しました。右の伝票は、深夜特急を頼んだ時のもの。御用聞き書店という職業は今でも健在でしょうか。使った方が公費精算などが便利なら生きてると思います。

以下書名。

『海を見たことがなかった少年』ル・クレジオ集英社文庫
西アジア游記』宮崎市定(中公文庫)
『スマイリーと仲間たち』ジョン・ル・カレ(ハヤカワ文庫)(新訳かも)
韓国併合』海野福寿(岩波新書
科挙宮崎市定中公新書
則天武后』外山軍治(中公新書
『祖国よ ―「中国残留婦人」の半世紀』小川津根子(岩波新書
『台湾』伊藤潔(中公新書
『僕が戦場で死んだら』ティム・オブライエン白水uブックス
『ロサンゼルス』矢作弘(中公新書
『幻のラリー 復活への1000日』太田俊明 日経新聞
シルクロードの文化と日本』長澤和俊 雄山閣
閔妃暗殺 朝鮮王朝末期の国母』角田房子 日韓関係の根源的事件 新潮社
『若きサムライのために』三島由紀夫 日本教文社
深夜特急 第三便 飛光よ、飛光よ』「旅の終り」を見つける旅 新潮社

f:id:stantsiya_iriya:20191031160137j:plain

ルクレジオに入っていたともさかりえ。スキャナーのヨゴレを落とし忘れたので、右の腹だしヘソ見せないともさかの眉間に、中国人の金運盛隆の印のほくろみたいなゴミが付着してしまい、スキャンしなおしたら、今度は額にビンディのような印がついて、サリーのインド人もしくはアオザイベトナム人のように見え(ベトナムにビンディの習慣はありませんが)、どっちがいいか考えてこっちにしました。それ以外は、寄生獣の新一くん(後期仕様)のような髪型としか。スキャンしてない裏側の集英社文庫夏休みフェアみたいのに、林田慎之助『諸葛孔明 泣いて馬謖を斬る』が入ってました。

こういうのを図書館に持ってくと、だいたい蔵書済か、もしくは蔵書しないことにして、リクエストがあったらもちつもたれつの県内のほかの図書館の蔵書を相互貸借でもってきて貸し出すかの本ですので、リサイクルコーナーに並ぶわけですが、それが、お年寄りが背どりに来ることもありますが、多くは、なんでもかんでもそれが新しめに見える本であれば、買い食いなどのお小遣いが欲しい必死な人が、作業所なんかの帰りにガバッとひっこぬいてブッコフなどの新古書店に持ち込み、未成年ではないので身分証明が出来れば買取は出来てしまうわけなので、しかし買い取り出来ないような本が大半なので、そこで資源ゴミになるという循環をたどります。海の水が蒸発して雨水になって山野に降り注ぎ、川から浄水場を経て私たちの水道の蛇口から出てくるのに似ていないでしょうか(似てません)要するに資源ごみの費用負担のかなりの部分を新古書店にやらせることになるわけで、しかも最初の持ち主は蔵書を叩かれる痛みを味わわなくて済むので、『君たちはどう生きるか』のコペル君が発見した、人間分子網目の関係の応用バージョンともいえそうです(言えません)

f:id:stantsiya_iriya:20191031141654j:plain

顔出しNGだとしたら、口を手で覆うような高等技術は持ち合わせていないねこ。この直前まで弛緩していましたが、こちらが近づいたので、少し緊張して手が出てます。

今日のこれからも、明日も、穏やかに、静かに、落ち着いて、平和に。そして、出来ることなら、自分も周りもみな、しあわせにすごせますように。