その辺にあったマンガ。 読んだのは2019年3月5日の5刷で、帯なし。ゼノンコミックスは、前から初版に（検印廃止）と書いてたかな。医療原案 富野浩充 デザイン AFTERGLOW グループ名のみで、装幀者個人名はないです。文字通り集団作業だったのか。
カバーを剥がすと、なかなかいい表紙。これで、装幀者の名前がないということは、合議制で編み出したアイデアなのか。
第二十四条
薬剤師は、処方せん中に疑わしい点があるときは、その処方せんを交付した医師、歯科医師又は獣医師に問い合わせて、その疑わしい点を確かめた後でなければ、これによって調剤してはならない。
この行為を「疑義（ぎぎ）」と呼ぶそうですが、パキッとこれがストーリーの主眼になってるのは第一話。第二話は、「服薬指導室」というへやがあって、そこでいろいろ個別指導が出来るという豆知識と、子どもに薬を飲ませるには、という豆知識と、シングルマザーを「シンママ」と略すらしいという豆知識。シンゴジラ。第三話は、救急医療で、緊急時のお薬が効かない！ 実は日常服用してるお薬ガー、飲み合わせガーという話。第四話はもう過去のエピソードで、当直中ゲーオタ三昧の問題医師が出ますが、彼への処分は語られません。薬剤師と医師の力関係は圧倒的に後者と思うですが、どうなんでしょう。ヤクザ医師 青いホノオ。主人公は登場時点で、大学で六年間必死に勉強して国家資格とって、と独白しています。
私のまわりにも、専門学校行って資格取って、調剤薬局の医療事務とかピッキングとかの仕事をやっている人がいるのですが、薬剤師は後者のとりまとめなのかな？ 街のクスリ屋さんが、何百メートル開けて開業の法律もなくなってドラッグストアのチェーンばかりになりましたし、いずれそういう世界も描かれるのかな。五巻がもうすぐ出るそうなので、そこまでエピソードは積み上がってる。
調剤補助員とは？ 調剤事務員との違い・ピッキングなど可能になった業務内容について | なるほど！ジョブメドレー
ウィキペディアの項目に作者名なし。
よくこんな、書店名明記した紙をはさむと思います。そこまできめこまかくやらないと本が売れないのか、今は。
第五話は、特別支援学校ということとはまた別に、糖尿病で長期入院してる児童の話。「カラ打ち」という言葉が出ます。してはいけないのは「まわし打ち」
3月24日。田園都市線。この主人公を三十路の石原さとみが化けて演じるのかと思うと、複雑ですが、コロナで撮影出来なくなってると聞き、タイトルの暗喩がハマったと思いました。今の医療現場を「ほめたたえられていない」にしてはいけないのも、中止のひとつの意味かと。
公式を見たら、あんまりな広告が入ってきたので撮りました。なんだかなあ。（が、削除しました）
神奈川もコロナファイターとか神奈川モデルとかME-BYOとかいろいろ通り過ぎて行きましたが、いかがでしょうか。がんばってけさい。ほんとに。国立相模原のすぐそばにウイグル料理店があるのを偶然地図検索で見つけ、収束後行ける日が来るのを楽しみにしています。そっちももちこたえてほしい。以上
