ヤンジャン2019年27~29号,、31号〜33号、35号~40号まで「好評連載」されたものを収録。Cover design takashi suenaga カバー外すと「テタラペ」というイラクサの繊維で織られた樺太アイヌの服を着たアシリパ。なんか見た覚え有るなと思って検索したら、15巻と18巻もこの服でした。この部分チェックするの忘れた巻もあるので、もっとテタラペ表紙あるかもしれません。
カバー折文句
カント オロワ ヤク サク ノ アランケプ シネプ カ イサム
【天から役目なしに降ろされた物はひとつもない】
あまりにおっとこまえな表紙にしょんべんちびりそうです。
帯はTVアニメ第三期告知。シリーズ累計1200万部とか。
- 前巻で尾形が鯉登を侮蔑して使う「ボンボン」のロシア語"барчонок"が本巻も賑わしています。これ確か、語形変化してるか何かで、直球で単語出ないんですよね。
- 前巻から本巻読むまでのあいだに、日中戦争から太平洋戦争にかけて、陸軍歩兵第七十七聯隊が別名「鯉登部隊」と呼ばれ、「コイトコイトで行かりょか鯉登、行けば白木の箱が待つ」とまで謡われた部隊であることを知りました。
stantsiya-iriya.hatenablog.com
- 「パナンペ・ペナンペ物語」初めて知りました。なんでこんな素晴らしい物語がそれほど世に出ていないのだろう。私が北海道行ったことがなく(サットポロと函館以外なし)、現地の本屋渉猟してないからかもしれませんが。
- 上の動画で初めてに近く?アイヌ語の音波聞きましたが、なんしか、電車の中で南米の、ペルーのオバチャンらーが話す音声に似てる気がすごくしました。前にはこれをスペイン語だと思っていたのですが、ある時スペイン人のスペイン語聞いて、だいぶ違うな、オバチャンのはひょっとしたら、ケチュア語とかそういう、現地の土語ではないかと思い始めていますが、それがアイヌ語に似ていたら、もう一段二段面白い話です。しかし、エタ、エタいうので、エタはロシア語で「これ」の意味ですから、そっちにも耳が引っ張られています。
- 有古を巡る頭脳戦、高齢の土方は時間との戦いでもあるはずなのに、まったく焦りを感じさせないので、そこは不思議です。後継者でもいるのか。
- 鶴見の脳からドーパミン液みたいのが出る場面、そこに挿入される回想場面を覚えてなくて、人に訊きました。なんしか、覚えてないものです。
- インカラマツ死んだと思ってました。生きていたのか。
以上